このまま中国のGDPが増え続けると10年以内にアメリカは逆転される。
これは中国発表のGDPが事実だった場合です
9
画像引用:アメリカの対中国全面攻撃https://essay-hyoron.com/essay62.html



世界経済成長率が1%減速

IMF国際通貨基金は9月12日、米中など世界的な貿易制裁の影響で2020年の世界経済成長率が0.8%低下すると発表しました。

米中や米欧など主要国が互いに制裁や関税を発動しあうと、世界貿易額が縮小し互いに打撃を受ける。

IMFが発表した19年の成長率予測を3.2%と発表していて、ここから0.8%マイナスだと2.6%まで低下してしまう。

スポンサー リンク

おそらくそういう意味ではなく基点を過去最高だった2017年の3.8%にすると、2020年の成長率は3.0%になる。

成長率の低下は平等に起きる訳ではなく、経済が不安定で小さいほど、貿易依存度が高い国ほど打撃を受ける。

アメリカは世界最大の経済規模があり貿易依存度は20%未満に過ぎないので、極論として一切貿易を行わなくとも20%しかGDPは減少しない。(長期的にはもっと減少する。)


同じ論法で外国との貿易を一切やめると中国は37%ほど減少するが、これは中国のGDPが発表通りだったと仮定した場合です。

もし中国のGDPが公表値の1450兆円ではなく1200兆円や1000兆円だったら、貿易依存度は44%から53%になる。

すると中国が外国との貿易をできなくなった場合、すぐにGDPの44%から53%を失い、長期間続けばGDPのほとんどを失うでしょう


実際これをやったのが北朝鮮で、韓国と北朝鮮の人口は2倍しか違わないのにGDPで50倍も違うのは、北朝鮮が貿易を行っていないからです。

戦前にこれをやられたのが日本で、アメリカは日本に経済制裁し同盟国が日本と一切貿易してはならないとし、日本はアメリカを倒すため真珠湾攻撃を実施した。

戦前の日本とアメリカの経済規模の差は現在より大きく、アメリカは多数の同盟国も従えていたので、互いに経済封鎖しあうとアメリカは無傷だが日本は経済破綻します。



中国の驚異の借金システム

アメリカが今経済対立しているのが中国で、現在の米中の経済規模は1,6倍の差があります。

これも中国発表のGDPが正しかった場合で、もし中国のGDPが2割少なければ2倍、3割少なければ2.3倍の差があります。

このまま中国が6%の高度成長を続けアメリカが2%台の成長だと、両国の差は年4%縮小し10年以内に逆転するでしょう。


だが中国は公共事業に依存して経済成長しているため、年間300兆円以上(GDPの20%)も公的債務を増やしています。

中国の公的債務はGDP比300%から400%以上に達し、アメリカの公的債務はは西側経済メディアによるとGDP比300%程度とみられている。

これもやはり中国発表のGDPが正しかった場合なので、実際の中国公的債務はGDP比400%から500%以上の可能性があります。


西側の経済専門家は中国の公的債務を「人類史上最大の借金」と言ったが、いずれ返済不能になりデフォルトせざるを得ない。

中国が政府債務を隠す手法は投資商品にすり替える事で、高金利の投資商品として人民や外国人投資家に販売している。

政府の借金であることは伏せられていて、中国経済の将来性に投資するとか調子のいい説明だけをします。


中国のGDPが発表より少なく、貿易依存度は発表より高く、借金は発表より多いのを勿論アメリカは知っています。

日本にそうしたように、ここで中国の首を絞めれば相手をギブアップさせることが出来ると踏み、対中制裁を発動しています。



中国の3つの弱点

アメリカの借金は中国より少ないが合計6000兆円は存在するとみられていて、GDP比250%から300%に相当します。

日本の財務省が毎年世界に自慢している「日本の借金」はGDP比200%なので、それよりかなり多い。

財務省発表では政府の借金ではない高速道路会社の借金や民間債務まで含み、地方公共団体の債務や年金の将来不足額も含んでいる。


アメリカ政府が発表している借金は約20兆ドル(2100兆円)だがこれは連邦債務だけなので、日本の財務省並みにチェックすると軽くその数倍になります。

例えば膨大な元米兵に将来支給する社会保障費とか、これから老人になる人に支払う年金不足額も含めるとGDP比3倍を超えるでしょう。

民間という事になっているさまざまな公的財団も、日本の特殊法人と同じなので政府の借金になります。


同じように厳しくチェックすると、中国の公的債務はアメリカよりさらに酷いのは容易に想像ができます。

この状態で米中が互いに制裁して相手のGDPを削り取ると、アメリカの打撃は小さいのに中国の打撃は大きくなります。

その理由は先ほど書いた、中国経済がアメリカより小さくアメリカより貿易依存度が高く同盟国が存在しない事によります。


中国にはロシアや北朝鮮やパキスタンのような仲間が居るが、戦争のとき助ける義務は無いので同盟国は存在しません。

これが中国の弱点であり、アメリカは中国に貿易制裁して干乾しにすれば勝てると踏んで責めています。

だがアメリカ自身の経済減速も避けられないので、トランプ政権がどこまで強気を保てるかが見ものです。

スポンサー リンク


スポンサー リンク