韓国の19年第一四半期はマイナス成長で、年成長率2%台の国になった
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画像引用:https://file.mk.co.kr/meet/neds/2019/09/image_readmed_2019_692053_15674927563887505.jpg



アメリカで起きたスタグフレーション

韓国経済が悪化して将来スタグフレーションになる可能性があると指摘されています。

スタグフレーションは経済停滞下でインフレになることで、1980年代のアメリカや中南米で大問題になった。

日本は経済停滞して物価が下がるデフレが20年続いたが、マイナス成長でインフレのほうがダメージが大きい。

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デフレになると保有している現金などの資産価値が増加し、同じ金額でより多くの買い物ができるようになります。

インフレだと物価が上昇するので、現金で買い物をするときに同じ金額で少ない買い物しかできなくなる。

経済成長していてインフレなら給料が増えて物価も上昇するので、以前と同じかより多くの買い物ができます。


経済成長下のデフレは給料が増えるうえに物価も下がるので、自分の収入が増えたならむしろ喜ばしい事です。

好況時にはインフレでもデフレでも良いのだが、マイナス成長になるような不況下では、収入が減ったうえに物価が上がるのでダブルパンチになる。

1970年代から80年代のアメリカでは政府の政策でドルがどんどん安くなり、物価が上昇し生活水準が劇的に下がった。


これは元々第二次大戦に勝ったアメリカが豊かになりすぎたせいで、人件費などのコストが日本などライバル国より上昇して不況になったのが原因でした。

米政府は競争力を回復するためドル安にし、円に対してドルの価値は3分の1まで下落しました。

通貨が安くなった国では物価上昇率が上がるので、不況なのにインフレ率が高いスタグフレーションになってしまった。


日本経済は1990年から失われた30年だったが、アメリカ経済は1960年頃から90年頃まで、失われた30年を過ごしました。



韓国はデフレとスタグフレーションの瀬戸際

韓国は日本と貿易で揉めているが、実は日本と揉めるずっと前から貿易が不振で19年4月は経常赤字に転落しました。

5月からは経常黒字に戻ったが今度は半導体などの輸出が不振で、9か月マイナス減で前年比2桁減が続いています。

韓国は日本と逆に貿易以外すべて赤字なのを貿易黒字で補っていて、貿易黒字が減るとすぐ経常赤字になります。


経常赤字国の通貨は下落するのでウォン安を招き、韓国政府は1ドル1000から1200ウォンを維持したがっている。

ウォン安を食い止めるには政府がドルを売ってウォンを買う為替操作(裏介入)するが、ドルが枯渇するとウォンを支えられなくなる。

ウォンの買い支えには外貨準備ではなくアメリカの銀行などからの借金を使い、外貨準備は最後の手段として取っておきます。


もし外貨準備でウォンを買い支えると「韓国の外貨準備が減少しているので危ない」と噂になり、かえってウォン売りを招くからです。

もしウォンが暴落すると輸入物価が上昇してハイパーインフレになり、マイナス成長と相乗効果でスタグフレーションになります。

これほど急激に発生しなくても、ゆっくりとウォンが下落し同時に景気後退したらスタグフレーションになります。


韓国はデフレの可能性も高まっていて、2019年1月から物価上昇率が1%未満で8月はついにマイナス物価になった。

経済失策と貿易不振で消費や需要が減ったためだが、要するにマイナス成長でインフレだとスタグフレーション、デフレだとデフレ不況になる。

どちらか選べるのならデフレ不況のほうがマシであり、韓国は今その瀬戸際に立たされています。

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