F35Bは短距離離着陸できるので沖縄の離島で運用できる
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いずも空母化費用31億円の謎

海上自衛隊の護衛艦いずもにF35B戦闘機を搭載し、空母として運用する費用が31億円というのが話題になっています。

通常空母ではない艦船を改造して空母にするには、新たに建造するのと変わらないほどの費用と改造期間が必要になる。

いずもの建造費用は初年度1200億円で、ひとまわり小型のひゅうがの1200億円とあまり変わらない。

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最新イージス艦「はぐろ」は1700億円、1990年建造の初代イージス艦「こんごう」ですら1200億円だった。

イギリス海軍の最新空母クイーン・エリザベス(6万7000トン)は約4500億円、イタリア空母カヴール(2万7000トン)20年前だが2000億円以内でしょう

インドと中国が運用する旧ソ連製空母は、購入と改装費用でおそらく4000億円以上はかかっている。


金がかかるのは本体のドンガラより高度な航空機管制システムや電子設備で、いくらでもケチることは出来るがそれでは空母としての能力がなくなる。

タイの「チャクリ・ナルエベト」(1万1500トン)の建造費用は約300億円で当時の日本の通常護衛艦より安かった。

たしかにハリアーを離着陸させることは出来たが作戦行動は不可能で、ヘリコプターを運用していました。


空母にはピンからキリまである訳ですが、いずもの2万6000トンという重量と大きさと費用を考えると、タイ空母に近い。

いずもにはイージス艦のようなレーダーも米空母のような航空機管制システムもなく、英仏空母と比較しても価格が半額で大きさは半分程度です。

いずもをほとんど改造なしでF35Bを運用してできる事は、着陸して燃料を補給してまた飛ばすだけでしょう。


だがそれだけで良いなら、空母いずもにはある使い道があります。



F35Bの目的は離島運用

日本は短距離着陸戦闘機F35Bを42機調達する予定で、これが改造した空母いずもに搭載される予定です。

だがいずもにF35Bを搭載しても単に離着陸できるだけで、空母として戦うことはできません。

第二次大戦の空母には電子装備はなく、船に戦闘機を搭載すれば良かったが、現代ではそれでは実戦に投入できません。


日本がF35Bを導入する本当の目的は石垣島・対馬・宮古島などの離島を基地にして中国軍と戦うためと考えられます。

尖閣諸島から沖縄本島の那覇基地までは約400kmで中国からも同じなのだが、中国軍は本土側に複数の空軍基地を持っています。

自衛隊は沖縄の1本の滑走路だけで、中国空軍の複数の基地から離陸する戦闘機と戦う事になります。


これではいくらF35が優秀でも負けるかも知れず、那覇基地がミサイル攻撃されたらもう戦闘機は離陸できません。

そこで自衛隊は離島の短い滑走路で離着陸できるF35Bを導入するが、「宮古島に配備する」などと言えば反対運動が起きるに決まっています。

ここで「空母いずも」が登場し空母型護衛艦を改造し、とりあえずそこで運用することとして配備します。


もしF35Bにトラブルが起きた時などには、いずもに緊急着陸したり燃料を補給することもできるでしょう。

将来海上自衛隊は本当の空母か強襲揚陸艦配備を希望していて、いずもはその為の実験艦にもなります。

米強襲揚陸艦は外観が完全に空母でF35Bを搭載し、必要なら航空攻撃を行う能力がある。


空母化されたいずもの使い道はF35Bの離島運用の隠れ蓑、海上の緊急着陸先、そして将来空母建造の実験艦でしょう。

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