農民工がつけるのは非正規労働だけで企業の正社員には絶対になれない
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中国の身分制度

中国に3つの社会階級があり最上位は都市戸籍を持っている都市住人で、大企業の正社員になることができる。

2番目は農民工で農村戸籍を持ち農村を出て都会で働いているが、絶対に優良企業の社員にはなれない。

3番目は農村戸籍の農民や農村労働者で、彼らは一生農村にとどまり都会で働くことは無い。

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都市戸籍は約4億人、農村戸籍で都市に住む農民工が約3億人、農村に住む農村戸籍が約6億人となっています。

このうち都会の企業で合法的に就労できるのは都市戸籍だけで、他の人は都市での労働自体が不法就労です。

実際には黙認されているから農民工が存在するのだが、優良企業の正社員には絶対になれないのです。


他に良い仕事としては公務員があるが、農村戸籍は自分の出身地の公務員にしかなれません。

農村と大都市では同じ公務員でも収入に何倍もの格差があり、北京や上海なら年収300万円も可能と言われている。

都市部の公務員は権限を握っているので、許認可を求める企業から多額のわいろを貰えます。


結局農村から都会に出てきた農民工が働けるのは清掃や建設・工事現場、最低賃金のアルバイトしかありません。

都市戸籍を持っている人は有名企業に就職してどんどん出世したり、自身で起業して成功したりしています。

農村戸籍は働くこと自体が違法なのでどんな才能や能力があったとしても、一生最低賃金の底辺労働者どまりです。



人間扱いされない農民工

中国の景気は急速に悪化しているが、政府発表の失業率は4%程度でずっと固定されています。

実は中国の失業率は都市戸籍の4億人だけが対象で、あとの9億人は調査していません。

共産党は「農民工は失業者の調整弁」と公言していて、例え農民工の失業率が100%になっても統計に加えません。


そして農民6億人は農業が職業なので常に失業率0%で計算し、出てきた数字が4%という平均失業率です。

農民工は非合法労働者で最底辺職種にしかつけないので、まともな家に住むことが出来ずタコ部屋で集団生活をする。

古いマンションで一部屋に10人くらい住んでいたり、公園のトイレや地下室などに住んでいることもあります。


これほど生活水準が違うので見た目で分かってしまい、都市戸籍の人は決して農民工と親しくなりません。

日本など外国に旅行するのは100%都市戸籍の人だけで、農民工には国内旅行すら不可能です。

工事現場で働いているのはほぼ農民工で、人間扱いされないので安全への配慮とかは一切されません。


日本ではトビや左官や溶接など職能に分かれていて、熟練すれば自分が親方になったり独立して成功できるかもしれません。

だが農民工は非合法労働者なので、いくら頑張っても引退するまで使い捨ての日雇い人夫のままです。

農民工には引退後の社会保障や年金もないので、働けなくなったら都会でホームレスになるか、農村に戻って貧農になるしかありません。

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