ソフトバンクは借金15兆円とサウジなどから7兆円の投資資金を運用している。
22兆円に対して年数千億円の利子を返済しながら利益を出さなくてはならない。
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画像引用:https://twitter.com/softbank/status/1059641538915950592



ソフトバンク牧場の量産型ユニコーン

現在はデジタルバブルの真っただ中ではないかと言われていて、その渦中にあるのがソフトバンクです。

ソフトバンクはアリババやスプリントなど多くのIT企業に投資して成功し、10兆円ファンドを立ち上げた。

ソフトバンクビジョンファンドは英半導体設計のアームなどを相場よりかなり高額で買収したり出資した。

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ソフトバンクが価格を釣り上げたので世界の新興IT企業株が高騰し、ソフトバンクが保有する株は含み益を産んだ。

つまりソフトバンクが法外な高価格で買い取ったことで株価が上昇し、ソフトバンクが保有する株が上昇した。

同時にソフトバンクは未上場企業を買収して株式公開して利益を得るのを得意とし、同様の手法で利益を得てきた。


ソフトバンクファンドによる失敗が最初に表面化したのは米新興企業WeWork(ウィーウォーク)でした。

同社はレンタルオフィスとITを組み合わせた事業を展開しているが、多くの新興企業と同じく創業以来赤字です。

新興企業はユニコーンに例えられ極めて珍しくめったに見つからない存在という意味です。


ユニコーンを見つけて投資するととても儲かるので、ユニコーンを牧場で飼育して大量生産するような事を始めました。

ソフトバンクは数十数百ものユニコーンを飼育しているが、そもそもユニコーンは「滅多に見つからない」存在です。

牧場で飼っている数百頭のユニコーンは偽物のはずで、おそらく馬の頭に角をくっつけたようなものでしょう。



孫正義は負けを認めない投資家

ソフトバンクファンドは既にウィーウォークに1兆円を投資し、サウジファンドが止めなければもっと投資していた。

ソフトバンクはウィーウォークを株式公開して数兆円を得る皮算用だったが、投資した資金を回収できる見込みはほとんどない。

ウィーウォークのIPO評価額が470億ドルから200億ドルに引き下げられ、ソフトバンクの保有比率は30%未満なので公開しても利益は出ない。


ソフトバンクが買収した米電話会社スプリントは会計上黒字にしているが買収以来ずっと赤字だと言われている。

会計上のテクニックを駆使してスプリントの赤字をソフトバンクに付け替えた結果、スプリントだけで4兆円以上の有利子負債がある。

スプリントは利払い費が年2700億円に達し、スプリント買収にも約2兆円を投じている。


控えめにいってもスプリント買収は失敗だが、孫正義社長は会計上黒字にして「大成功、大儲けしている!」と株主に発表している。

これで分かるのは孫正義はたとえ失敗しても負けを認めず「大成功だ!大儲けだ!」と言わないと気が済まないという事です。

負けを認めない投資家は失敗する投資家の典型パターンで、他にも色々な失敗を隠している可能性がある。


ソフトバンクファンドが投資しているのは新興IT企業だが、こうしたデジタル産業はバブルだという指摘がある。

90年代末期に米ITバブルがあったが、新しい技術が成功すると必ず株価が高騰してバブルになるのが歴史です。

IT株やIT技術がこのまま無限に上昇するとも考えにくいので、どこかで下落して適正価値になる筈です。


その時ソフトバンクが買収した企業がどうなり、ソフトバンクそのものがどうなるのかは、誰にも分からない。

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