大型バイク販売1位のカワサキZ900RS
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画像引用:Z900RSにZ1を彷彿とさせるタイガーカラー登場!新カラー&グラフィックのZ900RS/CAFEは8月1日発売 | バイクニュース | タンデムスタイルhttps://www.tandem-style.com/news/54933/



新車バイクの販売が底打ち

全国軽自動車協会連合会によると2019年上半期(4~9月)の小型二輪車販売が10.6%増の4万0060台になった。

小型2輪車とは250cc以上の自動2輪車で、400cc以上や750㏄以上の大型バイクも含まれている。

国内メーカーではカワサキが前年比27.2%増の1万0313台で2年連続首位になり、大排気量に強いのを証明した。

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ホンダは14.7%増、ヤマハは6.7%増、スズキは22.7%増、輸入車等も1.9%増の1万2074台とすべて増加した。

道路運送車両法による区分では原付、原付2種、軽2輪、小型2輪となっています。(道路交通法による区分は呼び方と排気量が違う)

小型2輪は2輪の小型車という意味なので、大型2輪は存在しない(道交法では400cc超が「大型自動二輪車」になり車検がある)


同じ調査で2019年上半期は軽2輪(125cc超250cc以下)は前年比9.5%増の3万6866台で、2年ぶりのプラスだった。

ホンダ、ヤマハ、スズキは2桁増だったがカワサキと輸入車は2桁減少と明暗が分かれた。

このクラスは250ccと155ccに2分化していて、155ccとは125cc車のエンジン排気量を拡大したものです。


250cc車は50万円以上なのに155cc車は30万円台で買えて高速道路も走れるので、割安感がある。

250cc以上は大型2輪が自動車学校で取得できるようになって免許所有者が増え、ビッグバイクとして最近人気がある。

全体として排気量が大きいバイクが良く売れ、従来売れ筋だった250ccクラスはもう一つだった。



原付バイクだけが減少

125cc超は自動2輪と呼ばれ高速道路を走行可能、250㏄以上は車検があり維持費が高い。

原付二種は50cc超125ccまでで、1月から6月までの上半期販売は前年比9%増の49,449台だった。

原付一種つまり50cc以下は前年比1.1%減の87,392台で、全クラスで唯一マイナスになった。


50ccクラスは17万円台で販売されているが値引きが当たり前になっている、販売してもメーカーは赤字で売る気はあまりない。

ただ製造をやめると販売店や売り場の確保に支障があるので、いわばボランティアで原付を作っている。

原付は日本国内だけの規格なので外国での販路はゼロ(東南アジアで一部販売している)少量生産なのでコストダウンもできない。


日本以外の全世界でバイクの最小排気量は110㏄から125㏄で、50㏄以下は自転車扱いで免許不要の国もある。

原付バイクの将来性はゼロなので今後も年数%減少が続き、やがてゼロになるか電動自転車に変わるでしょう。

漕がなくても進む電動自転車は日本では原付バイクの扱いでナンバープレートや自賠責が必須になる。



若者はバイクに関心が無いは本当か

2018年の2輪出荷台数は36.2万台だったが19年は下半期も同じ台数だと37万3000台ほどになる。

安い原付が減って高い大型バイクが増えたので売り上げが増加した筈だが、若者の2輪離れが言われている。

警察庁交通局によると2輪免許新規取得者は年間40万人ほど(2012年は約42万人)、大型2輪取得は7万人程度となっている。


2018年の新規取得者は中型約16万人、大型約7万人で原付は減少、取得年齢では20代が8万人台と最多だった。

免許取得年齢は10代が4万人台、30代40代が2万人台で、50代になると9000人台、60代は2000人台に減少する。

一部の教習所では50代の大型2輪入校お断り、60代はほとんどの自動車学校でお断りになっている。


実際には他にも2輪運転資格を持つ人が数100万人程度いて、昭和40年台くらいまでは2輪免許はおまけでもらえたり役場に届けるだけで良かった。

その時代に2輪の運転資格を得た人は制度が代わっても乗れるので、70前後の高齢者が大きな外車に乗っている。

今10代から50代の人は自分で2輪免許を取得しなくてはならず、免許所有者は原付を含めて年間40万人ほどしか居ない。


10年前と比べて10代から30代の免許取得人数が3割以上減少しているが、子供の数はもっと減少している。

若者はバイクに関心が無くなったというよりも、子供の数が減ったのでバイクに乗る若者が減ったと言える。


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