少し古いが中国企業の債務増加はぶっちぎりに世界一なのが分かる
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引用:http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/01/23dcdfc0b0626d898c05b15014589251.jpg



中国国営企業の債務が急増

中国の経済状況悪化によって中国の民間債務が急増し、デフォルトが急増している。

ここで気を付けなくてはならないのは中国は共産主義国なので、国と民間の区別が明確ではない。

西側メディアや投資機関の推測では中国企業の多くが実際は国営や地方政府が関与している。

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8割が国営や国有、純粋な民間企業は2割しか存在しないとも言われている。

例えばIT企業では国の許認可が必要な通信会社は100%国有、アリババやテンセントも国が関与している。

アリババやファーウェイ、テンセントは習近平や江沢民の資金源だったとも言われている。


正規の銀行は100%国有で、シャドーバンクは現在は正規銀行傘下になっている場合が多い。

自動車メーカーは国産も外車も全て共産党指揮下にあり、外国合弁企業は共産党が指名した役員を迎えなくてはならない。

こんな具合で中国の儲かりそうな企業はまず国営や公営、共産党や地方政府が関与している。


だから「国や地方の借金」と企業の借金も混然一体であり、公的債務が民間債務に付け替えられている。

中国では民間債務が急増していて、15%以上の高金利ドル建て債1兆円が来年償還時期を迎える。

ドル建てて年利15%の利回りは投資家にとって魅力的だが、金利はリボルビング払いと同等です。



債務のリボルビング払い

企業は新たな借金で古い借金を返し、また新しい借金をするしかなくなっている。

これを債務の雪だるまと言い、多くの中国企業は債務雪だるまをせっせと大きくしている。

中国企業が最近手を出しているのが世界で注目されている永久債で、永久に償還する必要がない社債です。


永久債の90%は公的企業が発行しているので、実質的に国や地方政府の債務を民間企業に付け替えている。

永久債は償還する必要がない代わりに永久に利子を払い続け、中国では年利回りが5%から8%になっている。

つまり永久債とは永久に返済が終わらないリボルビング払いと同じで、なるべく早く償還したほうが良い。


中国政府は国有金融機関と国有企業の破たんを回避する目的で永久社債発行を奨励し、一方で債務を拡大しないよう要求している。

償還期限がある一般的な社債のほうが、結局は永久社債より調達コストが低くなるが、今時社債を売るのも難しくなっている。

四大国有銀行の一つ中国工商銀行は19年夏に1.3兆円の永久債を発行したが、これに年利6%支払うとしたら結構な負担になる。


投資家は株券のように永久債を購入しているが、株と違って永久債を買っても株主総会には出席できない。

これが意味するのは企業は社債で借金をして浪費しても、株主から文句を言われずに済み、経営危機を防止できない。

4月に中信国安集団が約2億元の利子を支払えずデフォルトするなど、問題が表面化している。


債務のリボルビング払いという独創的な戦略は、最後に破綻して終わるでしょう。

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