中国は前年に建てた目標を達成したと発表しているだけで、GDP調査をしていない。
この方式では低成長になると誤差が2倍以上に拡大する
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画像引用:中国GDP:28年ぶり低成長 18年6.6% 貿易摩擦重し - 毎日新聞https://mainichi.jp/articles/20190122/ddm/001/020/077000c



実態は発表より低い、中国GDPの法則

中国が発表したGDPを巡って世界の経済専門家が異を唱え、嘘を発表していると指摘したのは2015年の事でした。

この年1月から6月の上半期GDP成長率を年率換算7%と発表しました。

2015年はチャイナショックの年で人民元と中国株が暴落し、中国経済崩壊危機すら噂されていました。

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多くの専門家は年3%以下の成長率を予想したが、発表は前年の目標通り7%だったのでGDPねつ造疑惑が起きた。

イギリスの調査会社は独自に計算し、2015年通期の成長率は2.8%と試算していた。

中国経済は消費低迷や生産減少、輸出入も減少し全ての数字がマイナスなのにGDPだけが7%増えました。


中国は人口14億人なのに2週間でGDPが発表されるが、アメリカは2ヶ月掛け日本は3ヶ月掛けています。

しかも日米が最初に発表するのは速報値だけで、数か月後に修正値で確定します。

中国のGDPは前年にGDP目標が発表されるが、目標は驚くほど高精度で達成される。


しかも期日が過ぎてから2週間で日本の10倍の人数を調査し、1発発表で修正や確定値はない。

常識的に考えて中国は建国以来一度もGDP調査をしたことがなく、目標値を建てて1年後に「達成した」と発表しているだけです。

そんな中国は2019年6月から9月のGDPを6%と発表し、これは2019年の目標6.0~6.5%にピタリと収まっている。



中国発表のGDPは誤差が拡大している

おそらく19年10月から12月GDPは6.0から5.8%の間になり、通年で少しだけ目標を下回るが、大筋で達成した事にするでしょう。

あまり知られていないが共産主義の中国では「生産目標を達成しない」のは犯罪であり、ソ連では収容所送りか極刑でした。

このような制度では目標を達成していなくても、誰もが「達成した」と報告するに違いなく、水増しが横行します。


実際地方政府の経済報告は実態とかけ離れていて、通常時でさえ最大2割ほど多く報告しています。

すると地方の報告を集計した中国のGDPも最大2割多い事になり、国全体で水増しを疑う必要がある。

中国GDPが前年に発表した目標を下回るのは相当悪いということで、発表の半分と見なくてはならない。


例えばチャイナショックの2015年は発表7%だったが実際は3%以下、リーマンショックの2009年は9.5%と発表していました。

2009年頃の中国もあらゆる経済指標全てマイナスだったのに9.5%成長は荒唐無稽で、マイナス成長だった疑いがあります。

例えば日本で輸出入と工業生産と小売り消費とエネルギー消費がマイナスだが7%成長したと政府が発表したら、誰か信じるんでしょうか?


中国が6%の目標を下回るGDPを発表せざるを得ないのは、本当の成長率はマイナスから3%以下というのを示唆しています。

西側メディアによる19年の中国成長率予想は6%だが、20年は5.7%程度に下落すると見られている。

これもそれだけ公式発表が低下するという事は、3%以下成長に陥っている。


今まではある年に目標値を下回っても後で目標値を上回る成長をして取り戻したが、3%以下が常態化すると誤差が大きくなる。

実際の成長率は2%前後なのに5%成長などと毎年言っていたら、最終的に中国のGDPは実際の2倍以上に水増しされます。

IMFや世界銀行や国際社会は今までは騙されている振りをしてきたが、そろそろ我慢も限界を迎える。

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