多摩川の水位が配水管を上回ったため逆流し、駅地下や地下室に流れ込んだ
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画像引用:【台風19号】武蔵小杉駅の横須賀線改札口冠水で使えず  | 社会 | カナロコ by 神奈川新聞https://www.kanaloco.jp/article/entry-201821.html



武蔵小杉タワマン騒動

台風19号の大雨で関東各地に大きな被害が出て、浸水や水没した民家も多かった。

そして台風や大雨に強いと思われたマンションにも被害が出て機能停止している。

神奈川県川崎市の武蔵小杉では高級タワーマンションで電気と水道が止まり復旧まで時間がかかっている。

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マンションの建物自体は微動だにしなかったのだが、設備が浸水や水没して止まってしまった。

47階建てのパークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワーは中古でも9000万円前後で売られていて、いわゆる億ションだった。

住民は地震や災害など何が起きても絶対大丈夫と確信していたが、期待は大きく裏切られた。


武蔵小杉駅周辺一帯が浸水し、電気設備があったタワーマンション地下が冠水して停電と断水が起きた。

マンションは排水ポンプで排水するのでトイレの水を流すことが出来ず、水があっても使用できなくなった。

各家庭には飲料水と共に簡易トイレが配られたが、エレベーターが使えないので水を汲んで階段を上り、水やゴミを捨てるにも階段を下りる。


武蔵小杉駅の近くには多摩川が流れているが堤防は持ちこたえ川の水は氾濫していませんでした。

当日の多摩川の水位は過去最高を記録し、堤防は超えなかったが多摩川に排水を流す配水管から逆流した。

武蔵小杉駅周辺の雨水は排水管に集められて多摩川に流される仕組みだったが、逆に多摩川から駅周辺に水が流れてきた。


排水管には止水ゲートがあったが川に排水するため開けた状態にしてあった。



低層マンションの方が災害には強い?

浸水したタワーマンションも川からではなく配水管から逆流した水で冠水し、電源設備などが水浸しになった。

結果論だが川の水位が配水管より高くなれば、もうどこにも排水できなくなる仕組みだった。

福島第一原発の非常用電源も地上や地下にあり津波の直撃ですべて使用不能になっていた。


せめて2階部分にあったら泥に埋まらず外部電源を接続できたかも知れないが、電源接続部も泥や残骸で破壊されていた。

タワーマンションの電源設備が地下にある理由はそこが最も安いからで、上の階にいくほど価値が高くなる。

地下に住みたい人はいないので、水道や電源や駐車場などは分譲できない地下に押し込められている。


1階や2階はテナントが入居したりしてお金を稼げるので、そこに電源設備を置くと分譲価格が値上がりしてしまう。

設備の故障はいずれ復旧し大雨の止水対策もされるでしょうが、その費用は結局住民に転嫁されるでしょう。

災害に弱かった事で資産価値も多少下落し、トータルではかなりのダメージになる筈です。


低層の安いマンションでは構造が単純な分、被害が小さく復旧も早く済んだかも知れません。

電気や水道や排水が止まっても数階なら階段を歩けるので、40階以上上り下りするよりずっと楽です。

今回の件は改めてタワーマンションの真価が問われ、必ずしも低層マンションより良いわけではないのが分かった。

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