幕府は人数だけ多いが徳川直属の武士は一人もおらず、4500人対ゼロの戦いでした
徳川は平和な260年で兵士が居なくなり、薩摩は兵に無駄飯を食わせて戦いに備えていた
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画像引用:西郷隆盛が大活躍! 戊辰戦争の前半戦『鳥羽・伏見の戦い』から『江戸無血開城』 | エイ出版社https://www.ei-publishing.co.jp/articles/detail/others-454641/



徳川幕府の大失敗

軍隊は無駄であると良く言われ、江戸時代の武士もそのことを自覚して悩んでいた。

徳川幕府自身が武士は無駄であると自覚し大リストラを行い、武士の人数が激減した。

そのせいで幕末に徳川武士=徳川軍より薩長軍のほうが強大になり徳川幕府は滅んだ。

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明治維新は薩長が正しいから起きたのではなく、薩長軍が幕府軍に勝ったから起きた。

もし幕府軍がもう少し強かったら明治維新が起きず、幕府主導で近代化が行われたかも知れない。

明治維新の前の戦争はキリシタン騒動を別にすれば260年も前の関ヶ原合戦に遡り、その間武士=軍人は何の役にも立っていない。


現代の軍隊や自衛隊もそのようなもので、今後200年間平和なら出番がない可能性がある。

だがら軍隊を廃止しようという意見には合理性があるが、いざ敵が攻めてきた時に戦えなくなる。

「百年兵を養うは一日これを用いんがため」は山本五十六の言葉だが、元は孫氏か中国の故事のような気がします。


歴史上軍隊がなかったりかなり縮小した国は多いが、短期間で滅びるが軍拡路線に転換している。

何を隠そう日本もそうで、定期的に軍縮と軍拡を繰り返してきました。

戦国時代は大軍拡期で関ヶ原だけで20万人の軍人が集まったが、幕末は人口が増えたのに10万人程度しか集まっていません。


大正から昭和初期の日本軍は非武装で徴兵もなかった
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画像引用:日本陸軍兵力の推移 - 15年戦争史http://marc73.hatenadiary.jp/entry/20130528/1369754304



200年間無駄な軍隊を養う意味

明治になると日清日露戦争で大軍拡があったが、第一次大戦から大正期にかけて大軍縮が行われました。

大正末期の日本軍は20万人程度で現在の自衛隊と同数だったが、昭和16年に190万人、昭和20年には550万人に膨らんでいました。

現在の自衛隊は「非武装」らしいので大正から昭和初期の日本軍も「非武装」だったのです。


それほど平和な時代だったのだが戦争の種は着々と撒かれていて、1929年のNY株大暴落で世界恐慌が始まりました。

アメリカをはじめとする列強は市場を閉鎖する事で富を独占しようとし、日本は欧米市場から排除され中国に活路を見出そうとします。

今振り返ると大恐慌を市場閉鎖で乗り切るのは完全に間違いで、日本が中国を征服して経済再建しようとしたのも間違いでした。


だが当時の人はこれで経済を再建できると思い込み、アメリカと日本は中国の支配権を奪い合って激突しました。

この頃まで世界は平和だったのでアメリカも軍縮していたのだが、大恐慌を境に世界は大軍拡期に突入します。

第一次大戦で人類最後の戦争だと思っていたのに、突然全世界が大軍拡を始めて大戦争が始まりました。


このように軍隊とは平和な時は厄介者の無駄飯食いだが、時代が変わると強い軍隊を持つ国が弱い国を平らげます。

無駄な使い道と言えば平和時の軍隊ほどの無駄は無く、軍隊を解散して美味しいものでも食べた方が良い。

100年間や200年無駄飯を食わせた軍隊が役立つのは外国が攻めて来た時で、この時に軍隊が弱いと植民地にされ国民は奴隷になります。


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