ソフトバンクの利益の多くは10兆円ファンドから得ている
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画像引用:ソフトバンク孫氏、「第2号ファンド」の立ち上げを正式表明−−AI投資で大幅増益を達成 - CNET Japanhttps://japan.cnet.com/article/35136758/



第二ライブドアショックの可能性

最近ソフトバンク(SB)ファンドの投資失敗や投資先の経営悪化などから、ファンドの将来に悲観的な予想が増えています。

ソフトバンクファンドは第一弾が10兆円、第二弾も10兆円の合計20兆円以上なので、失敗したら影響は大きい。

発端はSBファンドが投資したウィーワークの情報開示で、あまりの酷さに孫正義への信頼も低下した。

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2018年にウィーワークは売上18億ドル(約1900億円)に対して損失16億ドル(約1700億円)だった。

SBファンドはウィーワークに既に1兆円を投資しているが、経営破綻を回避するため1兆円の融資を決めた。

ソフトバンクはウィーワークを株式公開する計画で、IPO評価額は19年1月に470億ドルと算定された。


だが19年10月現在の評価額は約80億ドル(約8500億円)に引き下げられ、2兆円は捨てる事になる可能性が高い。

ソフトバンクの保有比率は30%未満なので株式公開しても2500億円未満、投資した2兆円の1割しか回収できない。

ソフトバンクはお金が余っているから2兆円ぐらい大したことはないようだが、投資したのは他人のお金でした。


ざっくり説明すると孫正義は他人のお金を集めて投資し、10分の1に減らしてしまった。

孫正義はウィーワークに投資を決めた時、創業者アダム・ニューマンと面会し「一目でほれ込み決めた」と話していました。

孫正義はアリババのジャックマーと会った時もこうで、自分には「一目で人を見抜く力がある」と豪語していた。



ソフトバンクファンドの怪しさ

結局ウィーワークはうわべを飾って良く見せかけていただけで、孫正義の「眼力」も大した事ではないのが分かった。

これに投資家やアナリストは不安を抱き、特に欧米メディアは孫正義とソフトバンクに厳しい目を注いでいる。

数分話しただけでほれ込んで2兆円をドブに捨てた超大型ファンドに、今後大口投資する人が現れるとは思えません。


SB第一弾ファンドで最大投資家になったサウジアラビア政府は、第二弾ファンドには投資しません。

SBファンドは第二弾どころか、今後第一弾ファンドから解約が出れば、あっというまに瓦解する可能性もあります。

孫正義の株主説明会によればソフトバンクグループの18年度利益2.3兆円のうち1.2兆円をビジョンファンドが占めていました。


だが孫正義が言う「利益」は含み益に過ぎず、見かけ上の株価を計算したものに過ぎません。

一度でも投資をした人なら「含み益」に意味が無いのは知っている筈で、正直な説明とは言えません。

ビジョンファンドの含み益が「含み損」に変わる事態も起こり得る訳で、むしろいつか必ず起きるでしょう。



ソフトバンク経営破綻なら融資銀行も経営危機

ソフトバンクと孫正義はウィーワークの失敗を認めず追加融資で損失を広げているが、これはバブル崩壊後の日本企業とそっくりです。

「ガダルカナル方式」という言葉があるほど日本人の持病になっているが、ソフトバンクも同じ失敗を繰り返している。

原因の一つは孫正義が自分の失敗を認めたくないという子供のような動機だが、一つの失敗を認めると10兆円ファンドが破綻しかねない。


孫正義は10兆円ファンドを3年ごとに立ち上げて「100兆円ファンドにする」と言っていたが、孫正義のカリスマ性に支えられていた。

ホリエモンには投資できないが孫さんなら安心だという良く分からない理由で、投資家はソフトバンクに投資していました。

孫さんなら安心だと言って投資したのは投資家だけではなく、ソフトバンクの有利子負債15兆円を貸し付けた金融機関も同じでした。


ウォールストリートジャーナルによると2018年にSBグループが支払った投資銀行手数料は8億9400万ドルと世界1位だった。

この記事では銀行関係者が、SBグループにリスク分析は関係ない「ゲーム理論のようなもの」と説明したという。

バブル全盛期の長銀や山一證券関係者とそっくりの言い方だが、根拠は「孫さんなら安心だから」というだけです。


孫さん安心理論で数兆円も貸し付けたメガバンクは、SBファンドが立ち行かなくなったら膨大な不良債権を抱える事になる。


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