総務省のインターネット接続端末調査でガラケー首位は80代以上のみ
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総務省|平成30年版 情報通信白書|インターネット利用の広がり



高齢者もスマホ端末が最多になった

従来の定説では高齢者はスマホより従来型携帯電話いわゆるガラケーを愛好していました。

だが2018年から19年にかけての調査では、60代以上でもスマホがガラケー利用者を上回った。(MMD研究所)

2012年には12%だった高齢者のスマホ比率が2018年は61%になり、2019年は65%以上になると予想されています。

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反対にガラケー利用者は2012年には87%だったが2018年は38%に減少、19年は35%割れが予想されています。

こうした数字を見ると高齢者はスマホを使えないとか、ガラケーを愛好しているというのは間違っていたかもしれない。

従来高齢者ではパソコンでインターネット利用する人がスマホでネット利用する人より多かったが、これも変わりつつある。


60代以上のインターネット端末はスマホが約29%、パソコンが約23%、ガラケー約12%、タブレット約6%などだった。(ニールセン デジタル調査)

比較すると10代から20代はスマホのネット利用は90%以上、パソコン約34%、タブレット約15%、ガラケー3%以下などとなっています。

調査には含まれないが10代以下ではゲーム機からネット利用する人がかなり居て、おそらくパソコン利用者より多い。

10代のネット利用率は全端末合計150%くらいなのに60代以上は合計70%なので、10代の半分程度のネット利用だと推測できる。


総務省の2018年調査では、全年齢で80歳以上だけがインターネット接続端末でパソコンが最も多く、ガラケー、スマホの順でした。

この10年でガラケーの凋落ぶりが目立ち、残っているフィーチャーフォンも実は携帯電話の形をしたスマホ端末だったりする。

あと数年で純粋なガラケーは姿を消し、電話に特化したものや子供向けや高齢者向けだけになるでしょう。



高齢者はスマホで何をしているか?


従来の定説では高齢者はスマホを使いこなせないとされていたが、これも打ち破られている。

60代以上の7割がネットサイト利用、逆に言うとスマホを持っている高齢者の3割は電話だけに使っているようです。

高齢者がスマホやPCでどんなサイトにアクセスしているかでは、ヤフーが94%でグーグルが85%、楽天やアマゾンといったお馴染みのサイトが並んでいます。


ライン、フェイスブック、ツイッターなどもあり若い世代と利用サイトは大きく違わないがYouTubeの利用時間が一日22分で2位になっている。

YouTubeは昔の音楽やテレビ番組の動画が多く、そうした青春歌謡等の動画を見ていると考えられます。

スマホで何をするかというアンケートでは、地図を見る、道順や乗換案内、天気予報や時刻の確認が上位を占めた。


女性は写真撮影やLINEなどでの通話が多く、男性は天気予報と商品購入が多かった。

高齢で写真を撮る男性は、おそらくスマホよりカメラで撮影していると考えられます。

スマホで変わった事というアンケートでは「道に迷わなくなった」「交通機関のストレスが減少した」という人が多かった。


先ほどの乗り換え案内や地図利用の効果で移動が楽になり、ストレスが減少したのがうかがえます。

スマホの検索機能で知らない言葉を検索する、スマホカメラをメモ代わりにする、商品の検索や購入など幅広く利用しています。

若い人に多いが高齢者は少なかったのがゲーム利用で、視力や反射神経の衰えが影響しているかも知れない。


こうしてみるとスマホやネットの利用方法は高齢者でも若い人とそれほど変わらなかった。


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