延長コードのショートがきっかけだった可能性が高まっている
yvpubthum2102363-b6795d504220d26969e983bec358d257
画像引用:首里城正殿の“延長コード”30以上の細切れ・・・溶けた痕(TBS系(JNN)) - Yahoo!ニュースhttps://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20191107-00000061-jnn-soci



分電盤がショートし出火

10月31日に焼失した首里城の出火場所は分電盤と特定されたが、出火原因はタコ足配線である可能性が高まった。

最初に火災報知器が作動し警備員が煙を目撃した正殿1階北側の内側では、焼け焦げた分電盤が回収されている。

3日に分電盤にはショートした痕跡があると説明され、防犯カメラには出火時刻に配電盤付近から火花が飛ぶ様子が映っていた。

スポンサー リンク

最初の説明で管理を県から委託されていた沖縄美ら島財団は、夜間は電源を停止しているので電源からの出火は考えられないと言っていた。

実際には正殿内の防犯カメラは夜中でも稼働していたし、照明LEDへの電源も焼けた分電盤から供給されていた。

分電盤から伸びていた延長コードには、溶けた跡が30か所以上見つかっている。


那覇市消防局は電気設備以外に火災原因になるものが見当たらず、そういう証言もないと記者会見で説明した。

つまり出火元はこの分電盤自身であり、外部からの侵入者がなにかをした可能性もほぼ排除されている。

マスコミは分電盤にショートの痕があったと報道したが、消防局は「焼けた痕」としか説明していない。


ショートのような焼け痕は分電盤に繋がる床下や壁の中の配線と、分電盤のコンセントに差し込まれた延長コードから見つかった。

延長コードは30本に細切れとなっていたと言い、経年による劣化や動物か噛んだなどの可能性もある。

焼けた痕がショートによるものか火災の熱で溶けたのかは、これから鑑定するとしている。



分電盤にトラブルの疑い

いずれにしても出火元はこの分電盤の疑いが強いが、美ら島財団は夜間は通電していないと否定していました。

30日夜9時半に自動的にブレーカーが落ちたので電気は供給されていなかったと言っていたが、その後防犯カメラとLED照明に電気が供給されていたのが分かった。

さらにその後首里城関係者が退出した時に、LED照明を消さなかったかも知れないと言っているのが分かった。


消防局によると、出火時に延長コードは通電状態にあったので、照明はついていた可能性が高い。

首里城を巡っては管理責任がたらい回しにされたあげく、最後は現場の警備員に押し付けていたと批判されている。

首里城は国の予算で国が再建し国が所有しているが、返還運動などがあって管理権限が沖縄県に移された。


実際に管理権限が委譲されたのは2019年2月からで、県は沖縄美ら島財団に管理業務を委託した。

沖縄美ら島財団は公園や水族館の管理をしていた団体で、大型の城や寺社を管理した経験はない。

美ら島財団も首里城を管理できずに首里城職員まかせにし、出火した深夜は警備会社(セコム)の警備員数名しかいなかった。


分電盤の延長コードが最初の火元だった疑いがもたれている
img_bab3e905862e6012e9eeaba960250b48343134
画像引用:首里城火災調査「灰の中で発掘」 金属も溶ける高温「唯一の痕跡」は | 沖縄タイムス+プラス ニュース | 沖縄タイムス+プラスhttps://www.okinawatimes.co.jp/articles/gallery/495199?ph=2



ズタズタの延長コードの疑惑

沖縄美ら島財団は現場の実態を把握しておらず、最初の発表では「午前1時20分に警備員が巡回しセキュリティ装置作動」となっていた。

実際には正殿から最後に関係者が退出したのは「午後9時35分」で出火の5時間前だった。

正殿前広場では首里城祭の準備で計69人が照明などの設置作業をしていたが、正殿から電源をとっておらず1時5分に城内から出ていた。


この時午前1時5分ごろ、警備員は正殿のブレーカーを手動で切っていたので、出火時には防犯カメラにしか電気は使われていなかった。

消防の説明ではLED照明は業者が持ち込むような移動式らしく、許容量を超えた電流が流れた可能性がある。

調査の焦点は分電盤そのものから配線や延長コードに移り、過大な電流が流れてショートした疑いが強まっている。


一般家庭の電気火災で多いケースは、コンセントの埃や水でショートし出火する例が多い。

また延長コードやタップの許容量を超えた電流が流れる事で、延長コードがショートし出火する例がある。

市販の家庭用コードで許容量を超える照明につないでいたとしたら、それだけでショートの原因になったかも知れません。


室内で使用されている延長コードは椅子の下敷きなったりして、ショートしやすい状態になっている場合が多い。

また延長コード自体も数年で劣化するが、耐用年数を大幅に超えて使用されるのが常となっている。


スポンサー リンク


スポンサー リンク