5Gは日本が得意とする分野の技術が多い
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画像引用:すべてがインターネットでつながる時代の基盤 次世代通信技術(5G)特集|JNB投資信託|ジャパンネット銀行https://www.japannetbank.co.jp/investment/trust/point_1809_2.html



新技術で連戦連敗だった日本

90年代から2000年代にかけてインターネットやIT、スマホといった新技術に日本はついていけなかった。

過去30年新技術をリードしたのはアメリカのシリコンバレーで、もともとは第二次大戦で日独に勝つための軍事研究施設があった。

米ソ冷戦やアポロ計画で最先端技術の集積地になり、それが50年後にITの拠点として花開いた。

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シリコンバレーは間違っても学生が集まってできた自由の街ではないし、50年以上に渡って米軍が巨額投資した米軍城下町でした。

アメリカの産軍共同体に日本は手もなくひねられて技術で後れを取り、技術大国の座を失いました。

一方生産面では経済成長によるコスト上昇から韓国や中国に生産拠点が移動し、日本の製造業も衰退した。


これにバブル崩壊の金融ショックや地価の下落が追い打ちをかけ、とどめは自民党下野による野党のデタラメ政治でした。

シリコンバレーから新技術が登場するたび日本は劣勢に立たされたが、次世代通信5Gは久しぶりに日本の得意種目と言われている。

5Gとは携帯電話でお馴染みの1G、2G、3G、4Gの次で、現在のスマホは3Gや4Gで通信しています。


3G回線でスマホを利用すると何となくもっさりし、4Gだと動画などをスムーズに見れる。

5Gはどのくらい早いかと言うと、現在の固定回線の光通信と同じくらいの通信速度が出るとされています。

スマホでそれほどの速度が出たら固定回線が不要になるので、別々に契約する必要もなくなってしまう。



失われた30年を取り戻す

スマホの1回線が光通信並みなら、1回戦を分割するMVNO(格安SIM)も現在の高速通信並みになる。

通信量あたりの料金は劇的に下がるので、あらゆる機器がインターネットに接続され常時通信するようになる。

ネットやスマホ動画程度では通信量を使い切れなくなるので、通信量に応じた料金制度はなくなっていくでしょう。


これがなぜ日本経済復活に繋がるかですが、歴史的にみて最先端の技術は常に欧米が開発し、アジアや日本がそれを発展させてきました。

コンピューターでもインターネットでも自動車でも蒸気機関でも、始まりはすべて欧米でした。

これらは最初欧米で発展し、その後人口が多いアジアで普及するという過程を経ています。


アメリカはシステムやソフトウェアに強く、アジアは低賃金労働で大量生産に強い、日本はハイテクを進化させるのがうまかった。

90年代から2010年代の日本は国内の混乱で経済が機能していなかったが、ようやく日本企業は体力を回復させつつある。

韓国との対立では日本の素材産業の強さが注目されたが、ほとんどのIT商品は日本なしで製造できない。


自動車の自動運転で注目されたセンサーやカメラは日本製が最高で、バッテリーも品質や性能で日本製が最も優秀です。

半導体製造装置などの製造機器も日本製、最先端スマホは商品名こそ日本メーカーではないが、実際は日本製部品や素材や製造機器の塊となっている。

こうした強みは5G時代にますます重要になり、日本は失われた30年を取り戻すきっかけに出来るかも知れません。


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