若い世帯は賃貸住宅に住み、住宅を買うのは40代が多い
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住宅ローンを組んでいる人の驚くべき実態

住宅ローンに関するイメージと実態には大きな差があり、意外に感じるような事柄も多い。

「MyVoice」の2017年インターネット調査によると、現在住宅ローンを借入経験者は約24%で借りたことがあるのは約24%でした。

将来住宅ローンを借りる予定の人は1.5%と意外に少なく、合計すると5割の人が住宅ローンを借りたか予定している。

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同調査によると2005年の調査では「借りている」が35.5%だったのが17年は23.8%と大幅に低下しました。

「借りていたが返済が終わった」人は2005年に25.3%だったのが17年は24.1%に低下しています。

特に下げ幅が大きいのは現在借りている人の比率で、35.5%から23.8%に約12%も下がっています。


それだけ住宅ローンを利用する人が減ったという事で、デフレ不況の影響をまざまざと感じさせます。

利用した住宅ローンのタイプでは4割近くが固定金利型、3割以上が変動金利型で変動金利型がやや増えています。

次に国土交通省の平成30年度「住宅市場動向調査」では実際に住宅を購入した約1,500人を対象に調査しています。


同調査では新築分譲マンションや一戸建てでは7割前後の人が住宅ローンを利用しました。

中古マンションや中古一戸建てでは54%だったので、中古だと現金一括で購入する人が多いようです。

分譲より高価な注文住宅では住宅ローン比率が80%に達しているので、安い物件ほど現金比率が高く、高価なほどローン比率が高い。



平均完済年齢は76歳?

最も予想外だったのは住宅購入時の平均年齢が43歳以上だった事で、20代後半から30代前半かなと思っていました。

もっとも若い新築一戸建てでも40歳、新築マンションは43歳、中古マンションや中古戸建だと平均46歳でした。

住宅ローンの返済期間は新築一戸建てや新築マンションは平均33年、中古戸建て中古マンションは28年程度だった。


平均年齢が42歳なのにローン期間が33年なら返済が終わるのは平均75歳になり、多くの人は高齢になっても返済を続けている。

中古物件でも平均46歳で購入し28年で返済するのだから、返済完了は平均74歳という事になる。

普通の人は65歳までに退職し後は年金や非正規労働になるのだが、ローンを返済できるのか気になります。


その返済金額ですが新築一戸建ては年平均117万円、マンションの方が高くて年平均131万円もしました。

中古一戸建ては年平均115万円で中古マンションは年平均104万円でした。

年額では中古も新築も思ったほど違わないですが、返済期間が5年違うので返済総額では大きく変わってきます。


簡単に計算すると中古マンションの総額は2912万円(金利込み頭金除く)、中古一戸建ては3220万円になります。

新築一戸建ては2861万円で新築マンションは4323万円、そして注文住宅は3844万円でした。

これには頭金が含まれないので、高価な注文住宅を買う人は頭金で多く支払いローン分は少ないのだと考えられます。


これらを見ると多くの人は40代で住宅を購入し70代まで毎月10万円以上返済し、払い終わって自分のものになるのは75歳くらいです。

その間に一度でも返済不能になれば住宅は差し押さえられた上に、払いきれなかった残債が残り破産するしかなくなるでしょう。

70代になって毎月10万円以上返済しなくてはならないとしたら、かなり辛いのではないでしょうか


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