本当に全てゼロなら業者はどこで利益を得るのだろうか
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投資商品の手数料が低下している

近年日本でも証券会社の手数料が下がっていて、海外では手数料無料や超低コスト化が進んでいます。

日本で証券会社の手数料が自由化されたのは1999年で、金融ビッグバンと言われて大きな期待がかけられました。

確かに個人投資家は増えて成功者が出た者ものの、期待ほどではなく日本は投資国家にはなっていません。

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当時イギリスは投資国家として成功していて、日本はイギリスや香港やシンガポールなどを見習うべきだとされていました。

それから20年以上が経ち、イギリスはブレグジットで大混乱しGDPでフランスに抜かれ、香港は民主化で暴動が起きています。

NYやシンガポールは今も金融都市として成功しているが、投資で大儲けする投資国家というのは過大な期待だったように思います。


NY株式市場が成功しているのはアメリカのIT企業が強いからで、投資でうまくやったから金持ちになったのではない。

シンガポールは中国人が作った中華都市で、中国や華人経済の成長と共にシンガポール市場も発展した。

どちらも最初に実需が発展して投資や金融が成功したので、「うまい事金を転がして儲けた」という投資国家ではない。


ところが日本のエコノミストや政治家は金転がしを投資だと思っていて、ビッグバンが成功しなかった理由もここにありました。

海外では低手数料化が進んでいて、日本でも手数料ゼロを謳う投資商品が登場しています。

SBI証券が3年以内に株式売買の手数料ゼロを打ち出し、他の証券会社も追従すると見られています。



手数料ゼロはどこかで手抜きしている

投資信託でも販売手数料ゼロのノーロードファンドが増え、有利な投資先として人気を集めている。

外国為替のFXは10年ほど前はスプレッド(売り買いのレート差)は3銭ほどだったが、最近は0.1銭だったりします。

以前の10分の1ほどの手数料になっているのだが、証券会社やFX業者はどうやって利益を得ているのでしょうか。


もちろん業者自身がコスト削減努力をし、人手をオンライン化・自動化したりしているがそれだけではできない。

金融業者は何もしなくても固定支出があるので、ノーロードや0.1銭のスプレッドでは赤字になる筈です。

あまりにも低い手数料を打ち出している業者は例えば信託保全やカバーなど必要なコストをカットしている場合がある。


法律で定められていても、どのようにするかは業者任せなので、この部分でコスト削減しているのが考えられる。

リーマンショック以来大きな経済危機が起きていないが、コストカットし過ぎた業者は大きな値動きで飛ぶ恐れもあります。

手数料ゼロのノーロード投信は信託報酬という手数料で運営しているが、やはりどこかで手抜きしなくてはならない。



業者はどこで儲けるか


ノーロード投信の多くは日経やダウなどの株価指数に連動するタイプで、今はAIで自動売買している。

昔はトレーダーがやっていたが、優秀なトレーダーは報酬も高額だったので手数料も高額でした。

指数連動型なら良いが、そうではないノーロード投信はトレーダーの質が低いか、自動売買で適当に運用している。


最近は高速取引が盛んで、一般投資家より1000万分の1秒早く情報を得て、素早く「抜く」ような事をしている。

ゴールドマンサックスのような超大口投資機関は、一般投資家より速く情報を得て利ザヤを稼ぐので絶対に負けない。

一般投資家は彼らより遅い情報を受け取るので、必ず大口機関に負ける事になっている。


これも事実上の手数料であり、投資で負ける事で手数料を払い、業者は大口機関から情報料を受け取っているとされる。

特に短期売買では手数料が無料化されたのに思ったより勝てない人が多く、むしろ長期投資の方が勝ちやすいでしょう。

FXなど約定に時間をかけたり、「滑り」が発生する場合、業者はわざとやっている可能性もあります。


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