古い団地ほど草ボーボーだが、見方を変えると家賃が安く自然環境が豊か
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画像引用:千代が丘団地 | MUJI×UR 団地リノベーションプロジェクト | 無印良品の家https://encrypted-tbn0.gstatic.com/images?q=tbn%3AANd9GcTylgFA539q4-ZKR_SWLebVJczPUnad9pQwcScftZiCDwMPR_Fc



若者は団地へGO

2000年代からつい最近までタワマンことタワーマンションや高級マンションブームが盛り上がっていました。

六本木ヒルズに住むヒルズ族や有名人が住む億ション、タワマン節税などがマスコミを賑わせていた。

現在も高級タワーマンションは増え続けていて、都心には10億円マンションが計画されています。

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東京都のマンション価格は欧米や中国と比べても(年収比で)安いが、過剰感や割高感も出ている。

節税としてのタワマン購入も国税局が対策を打って効果が薄くなり、意味を持たなくなりました。

タワマンブームに乗ったのは40代以上の中年と高齢者で、若いIT世代は価値観が変わっている。


若者たちは都心の高級マンションでふんぞり返る事に価値を見いだせず、郊外や田舎の団地に住んでいる。

東京23区でまともなマンションを借りると最低でも10万円、ちょっと小ぎれいなら15万円以上でしょう。

これがUR団地だと10万円以下が当たり前で、家族用として建てられたので間取りは通常のワンルームより広くなっている。


建物は築40年だったりするが適切に管理されているので、見た目も機能面でも大きな問題は無い。

UR団地は建物が古くても水回りなどは新しい設備が導入されているので、汚い感じはしない筈です。

タワマン大好きだった中高年世代は「団地=貧乏人が住む汚い場所」という固定観念があるが、若い世代には無い。



家を建てるよりヤドカリ的な生き方

そもそも団地=汚いというマイナスイメージは戦後の復興団地から始まっていて、空襲で家を失った人の為にバラックのような住居を建てた。

高度成長期も住宅問題は解消せず、バブル期になっても家が無い人の為に団地の建設は続いていた。

団地に住むのは低所得者が多く治安も悪かったので、両親は子供に「団地で遊んではダメ」などと教えていました。


こうした住宅不足は2000年頃までには解消し、住宅公団はURと名前を変えて量より質を重視するようになった。

UR団地の多くは関西以南にあり関東は首都圏以外には少ないが、これには部落問題も関わっている。

いわゆる部落の9割は関西と首都圏にあり、彼らの住宅問題を解決するのが住宅公団の役割の一つだった。


こういう事も旧世代の団地マイナスイメージにつながり、団地には絶対に住みたくないという人も多い。

若者世代はそうした歴史的事情に関係なく、単に安くて便利で快適ならそれで良いと考えている。

最近のURは人気タレントをCMに起用したり、昭和の団地イメージ払しょくに努めている。


UR団地の多くは1970年から80年代前半に建てられ、エレベーターがあれば上等という時代でした。

これだと魅力に欠けるので追加工事でエレベーターを設置したり、リノベーションに取り組んでいる。

リノベ団地は若者に大人気で、家賃格安なのに広々としていて、審査や入居条件が緩い。


例えばURは1年分を前家賃で支払うと年収審査なし、通常家賃でも保証人が不要となっている。

40から50平方メートルで家賃6万から10万円前後が多く、古くて不便なほど家賃は安いので5万円以下も存在する。

若者世代は新築一戸建ての割合がどんどん減っていて、一生賃貸住宅という人が増加している。

家を建てるよりは家族構成や必要に応じて、ヤドカリのように住まいを変えるライフスタイルが増えている。


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