1982年ET、この頃から邦画はハリウッド映画に押されるようになった
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画像引用:オダブツのジョーさんはTwitterを使っています: https://twitter.com/odanii0414/status/771111160779124736



 映画黄金期を超える邦画公開本数

2019年の日本の映画公開本数は映画黄金期を上回り、国内映画市場も過去最大規模になった。

意外な話だが現在の年間映画公開本数は、石原裕次郎や美空ひばりが活躍した黄金期も上回っています。

邦画公開本数は1960年に年間547本だったが1991年には230本まで減少しました。

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この頃日本ではアメリカ映画がブームで500本以上公開され、ジュラシック・パークなどのヒット作を連発していました。

日本では洋画は知っていても「邦画」という言葉を知らない映画ファンが登場しました。

日本映画滅亡の危機を救ったのがビデオ映画で、劇場公開せずVHSビデオなどを販売して売り上げを得ていました。


ミナミの帝王など裏社会や任侠ものが多かったが、映画会社はこうしたビデオ作品やテレビの2時間ドラマ制作で延命した。

2000年代になると韓流映画や韓流ドラマがブームになるが、一方で邦画公開本数も増えて2006年に洋画を逆転した。

日本映画低迷期を支えた邦画はビデオ映画が多く、1館だけ上映してあとはビデオやDVD販売していました。


撮影機材が低価格になり低コストで大量に制作できるようになり、連載マンガのように毎月シリーズ作品のDVDを販売していました。

2011年の東日本大震災頃からDVDやCDが売れなくなり、時代はネットとスマホに移行していきます。

ビデオ映画DVDは売れなくなったが、今度はネットの動画配信サイトが登場しました。



邦画アニメは好調だが実写が苦戦

ネットフリックスやアマゾンのようなサイトでは定額で洋画も邦画も見放題という時代になり、コンテンツ獲得合戦が始まりました。

どれだけのコンテンツを集められるかが動画サイトの勝敗を左右し、日本市場では日本映画も重要なジャンルになった。

実写の日本映画は外国ではあまり売れないがアニメは世界的コンテンツで、配信するためにアニメ制作する作品も登場している。


「ほんとにあった! 呪いのビデオ」のように映画とは言えないインディーズ作品も多数制作されている。

2018年は邦画613本に対して洋画579本、年間興行収入は2225億1100万円で歴代3位だった。

邦画1位は「劇場版コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命」の93億円で、洋画1位の「ボヘミアン・ラプソディ」104億円に迫った。


2019年は邦画アニメ「天気の子」が140億円になり、洋画1位「アラジン」の121億円を上回った。

2019年の興行10位以内の邦画はすべてアニメで、実写邦画は11位マスカレードホテル、13位翔んで埼玉あたりになる。

翔んで埼玉の興行収入は40億円くらいで、製作会社の取り分はこの約3割とされています。


という事は興行収入10億円なら製作費3億円、興行収入3億円なら製作費1億円程度になります。

興行収入以外にもDVD売り上げやネット配信売上、テレビ放送されると放送権料が入ってきます。

興行収入だけだと多くの邦画は赤字だと思われますが、細かい売上を合計すると元が取れるという事らしい。


このように自国で製作する映画が1位になったり公開作品の半数以上を占める国は非常に少なく、アメリカ、インド、中国くらいでしょう。

日本は年間の映画制作本数でも世界5位であり、隠れた映画大国となっている。


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