中国の夢は夢で終わりそうです
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画像引用:https://topwar.ru/uploads/posts/2011-01/1295604048_dzuzo5.jpg



中国が原子力空母の建造を断念か

中国が建造を進めている5隻目の空母について、香港英字紙は開発を中断しているという記事を掲載しました。

中国は1隻目の遼寧から4隻目の国産空母まで通常動力で建造し、5隻目からは原子力空母を開発している。

4隻目の通常空母は2021年に着工予定だが、5隻目の原子力空母は暗礁に乗り上げている。

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香港英字紙は、中止の原因は原子力技術がないこと、空母艦載機を開発出来ない事、高騰する開発費などが原因としています。

原子力空母には電磁式カタパルト(射出機)の搭載を計画しているが、これも実用化に成功していない。

電磁式カタパルトは米海軍のジェラルド・R・フォード級航空母艦で初めて採用された。


蒸気式に比べてコンパクトで高性能だが、技術的に難しいのと高コスト、停電すると使えない欠点もある。

1隻目から4隻目の空母は大きさや動力源の問題からカタパルトが無く、運用する機体が大幅に制限される。

米空母は蒸気式カタパルト装備なので、陸上基地から発進する戦闘機と同等のFA18などを運用している。


中国の遼寧やロシア空母はカタパルトが無いので、スキージャンプ台で離陸する。

離陸するために空母は全速航行するが、重量を減らすために燃料タンクやミサイルなどの装備は最低限しか搭載できない

2019年にロシア空母が初めて実戦に投入されたが、多くが離陸に失敗して海面に落下したと欧米メディアは報じた。



中国空母は実物大模型

カタパルトなしの空母から離陸するのは、海に飛び降りるようなもので高確率で失敗します。

ロシア空母は技術的に艦載機の性能などが中国製より優れているが、それでも実戦に投入する事はできない。

つまり遼寧を始めとする、中国が配備する4隻の空母はヘリコプターを運用できるだけで戦闘機の離着陸は出来ない。


出来るとしたら燃料タンクがほとんど空の状態で最低限の対空ミサイルのみを装備した状態なので、戦うことはできない。

対して日本がF35Bを搭載予定のいずも型護衛艦は、燃料満載で対空ミサイルなどを装備して離陸し、数百キロ進出して帰還できる。

これでは比較にもならないので、4隻の中国空母は洋上の飾り、実物大模型にすぎない。


中国空母遼寧は沖縄本島と宮古島の間を通過し、最近太平洋に進出して軍事演習を行っている。

G20大阪サミットに合わせてグアム周辺を航行し、フィリピンと台湾の間を通って帰っていきました。

もし実戦になれば中国空母は燃料タンクが空でないと離陸できないので、戦う事も出来ず米軍に沈められてしまう。


中国はF35Bのような垂直離着陸機を保有したいが自国でもロシアでも開発は不可能です。

通常の空母艦載機の開発も難航していて、ロシアは技術流出懸念から輸出を渋っている。

原子力空母の根幹技術は原子炉ですが、中国は船舶用原子炉技術を持っていません。



中国原潜は潜水したら浮上できない恐れ

アメリカの原子力空母は原子力潜水艦から流用していて、もともと原潜を維持するために空母も原子力化しました。

米海軍は71隻の原子力潜水艦を運用しそれぞれが原子炉一基を搭載しているが、これだけでは原子炉製造設備を維持できない。

原子炉2基を搭載する空母を11隻配備し、原子炉製造工場の稼働率を上げて製造能力を維持している。


空母だけなら必ずしも原子力化する必要が無いのは、米国防省自身が認めている。

中国の原子力潜水艦は1970年代の091型が始まりで、発電所用原子炉を潜水艦用に転用したため事故が頻発した。

その後093型、094型が開発されたが根本的な欠陥は直っていないと考えられる。


2018年1月に尖閣諸島接続水域で093型原潜が突然浮上し、そのまま東シナ海を浮上航行で帰っていきました。

同様にベトナム沖で漁船の前に突然中国原潜が浮上し、やはり浮上航行で帰投していました。

これは水中で何らかの不具合が発生して浮上し、潜水できなくなってそのまま航行して帰ったという事です。


未だに中国の艦船用原子力技術はこのレベルで、潜水艦での長期運用はできないようです。

香港紙が書いた原子炉の技術的問題とはこのことで、まず潜水艦原子炉の信頼性を高める必要がある。

それ以前に建造する4隻の通常型空母が、一隻も実戦に投入できないので随分高い買い物につく。


中国政府は低成長時代を迎え財政難が表面化しており、金食い虫の海軍に批判が集まっているでしょう。


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