欧州高級車を買ったら実は中国製の中国車だったという例が増えるでしょう
volvo_china
画像引用:https://www.wautom.com/wp-content/uploads/2019/06/volvo_china.jpg



中国、インドが欧州メーカーとして世界に進出

中国やインドの自動車が密かに世界で高級車として販売され、かなりの台数が購入されている。

米EVメーカーのテスラは中国に工場を建設し、2020年にも生産を開始する予定です。

主な販売先は中国国内だが、中国で生産したテスラを世界で販売する計画も持っています。

スポンサー リンク

この10年ほどで経営難に陥った欧州メーカーが、インドや中国資本に買収された例がかなりあった。

英MGは中国の上海汽車傘下、スウェーデンのボルボは中国の浙江吉利控股集団傘下企業となっています。

名門英ロータスも中国吉利汽車傘下、英ジャガーとランドローバーはインドのタタ・モーターズ傘下になった。


また中国に工場を持っているすべての外国メーカーは、中国との合弁企業で中国企業です。

トヨタ、日産、ホンダ、VWなどは中国での生産販売を認められていないので、現地に合弁企業を創設している。

この合弁企業は中国企業が半分以上を出資し、役員の半分以上を中国側から出すので、中国が決定権を持っている。


日本やドイツ企業は間接的に経営に関与できるが、合弁会社の経営権は中国企業と共産党が握っている。

インドにはスズキが古くから進出しているが、やはりマルチスズキという合弁企業を創設し経営権はインド側が握っていた。

インドにはカースト制度が存在しあのトヨタすら販売店を作る事ができず、シェアが伸び悩んでいる。



結局欧州は工場と会社を取られる

今まで中国やインドが買収した欧州メーカーは欧州で生産して世界で販売していました。

中国工場でも生産するがそれは中国で販売する分で、品質が劣っているためあまり輸出はしていませんでした。

だが今後は国内生産でも品質が確保できるようになり、コスト面で有利な中国・インドで生産するでしょう。


英MGは2005年に経営破綻し上海汽車に買収され、当初はイギリスのバーミンガム工場で生産していました。

2016年にイギリスでの生産を終了し中国工場に移管するのが発表され、現在は名前だけイギリスの中国メーカーになっている。

このように中国に買収されたメーカーはいずれ工場が閉鎖され中国で生産を行うようになる。


現在MGはタイでの生産も行われ、英国車風のイメージで東南アジアで数パーセントのシェアを持っている。

ボルボはスウェーデンでの生産を継続しているが、2018年に中国工場が稼働を始めている。

コストで勝る中国工場がやがて主力になり、将来スウェーデン工場は縮小や閉鎖されるでしょう。


インド企業になったジャガーとランドローバーは英国工場で生産しているが、高級車バブルが終わり赤字になっている。

2013年に初のインド生産車が出荷され中国、ブラジルでも生産するなど一貫性に欠ける。

タタは赤字のジャガーとランドローバー売却を検討しており、中国企業が買収する可能性もある。


このように中国インドに買収された自動車メーカーは、最終的に中国化し欧州メーカーではなくなる。


スポンサー リンク