ウイルス騒動で習近平退陣に向かう可能性がある
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画像引用:習近平国家主席、新型コロナウイルスへの対応は「徐々に効果をあげている」 トランプ大統領との電話会談で(AbemaTIMES) - Yahoo!ニュースhttps://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200207-00010014-abema-int



世界はマイナス成長へ

新型コロナウイルスは世界経済にも深刻な影響を与えるという見方が強まっています。

英調査会社キャピタル・エコノミクスはコロナウイルスで、世界経済が3月期にマイナス成長になると予測しました。

同社は中国の実質成長率が約3%になり、世界の総生産が2800億ドル(約30.8兆円)減少する結果、第一四半期はマイナス成長になると予想した。

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世界経済は43四半期(10年9か月間)拡大してきたが、これが的中すると10年ぶりにマイナスになる。

中国経済の縮小に加えて中国人観光客の減少、中国などサプライチェーン(部品供給網)混乱で、新興国経済が打撃を受ける。

先進国は中国依存度が高いオーストラリアがマイナス成長になるが、他の先進国では影響は少ない。


ただし同社はウイルス騒動が早期に鎮静化すれば、6月期には元に戻るという予想も発表している。

米中央銀行FRBは議会報告書で、中国経済の混乱が世界経済に影響すると警告している。

ゴールドマン・サックスは中国の第1・四半期(3月まで)成長率予想をを5.6%から4%に引き下げた。


IMFは現時点でウイルス影響の数値化は困難としているが、第一四半期の悪影響は避けられないと見ている。

市場予想の平均は3月までの第一四半期に中国の成長率は年率換算3%から4%に落ち込む。

影響は日本にも及び、大和総研はことしの実質GDPが0.2%程度、影響が年内続くと1%押し下げるとしている。


野村総合研究所は早期終息でGDPを0.14%、1年程度かかると0.45%、日本のGDPを押し下げると予想している。

消費増税の影響で2020年の日本経済は1%程度の見込みなので、長期化すると0.5%以下になるかも知れない。



習近平が新天皇と会いたがる理由

成長率よりも深刻なのは習近平指導体制や、共産党一党支配制度が崩れるかも知れないという観測です。

習近平は2019年までに国家主席などの任期を撤廃し、永久主席になるつもりでは無いかと憶測が飛んだ。

習近平国家主席の任期は2013年3月14日から10年間なので2023年3月まで、実際はその3年ほど前に後継者が決まる。


習が国家主席になったのは13年3月だが、2010年10月に党中央軍事委員会副主席に選出された時に国家主席就任は決まっていた。

2012年11月に中央委員会総書記と党中央軍事委員会主席に指名され、翌年正式に国家主席にに選出された。

この経緯を見ると2020年10月には「習主席続投」か次の後継者が決まっていないと、党は大混乱に陥る。


このためのスケジュールが4月の習近平訪日と新天皇との対面で、日本の天皇が次の中国の指導者と認める事に意味がある。

習近平は田舎の党官僚に過ぎなかったが、2009年の訪日で天皇と直接面談し、これをきっかけに国家主席の座を掴んだ。

意外なようだが中国の最高指導者はみな天皇との面談を重視し、非礼だったり丁重だったり様々だが重視しているのは変わらない。


時間は20分に過ぎなかったが天皇(現上皇)は習近平と話が合い、会話が弾んだとされている

この事件が国家主席の座を争う李克強に決定的な差をつける事になったので、習近平は新天皇とも会いたがっている。

習の前の胡錦濤も国家主席になる間の1998年に訪日し、鄧小平は1978年に皇居を訪問している。


江沢民は1998年に軍服着用で晩さん会に出席し威張り散らしたが、品性のなさをアピールしただけだった。

中国語で天皇は皇帝と同じ地位であり、秦の始皇帝などと同格になる。

今の中国人は皇帝を頂いていないが、日本の天皇と会えば自分の格を上げることができるのです。



中国共産党や習近平体制への打撃

最近の報道では4月の習近平訪日の準備会合が中止され、打ち合わせのための党幹部訪日も中止される。

4月の習近平訪日は少なくとも延期になり、悪ければ中止になるでしょう。

新型コロナウイルス騒動で習近平の責任を問う声が世論だけでなく共産党内部でも上がっている。


習を下ろして新国家主席を据えたいと思う陣営には好機であり、この機をとらえてクーデターを起こす可能性がある。

クーデターは荒唐無稽に思えるが1989年の天安門事件の真相も、権力争いを仕掛けたクーデターだったとされている。

胡耀邦の死をきっかけに自由主義グループが学生を扇動したが、彼らの狙いは政権を奪取することだった。


中国の暴動や民主化運動などはこのように共産党内部の権力者が仕掛けている事が多い。

習が居る限り上に上がれないグループからすれば、この機を逃せばもう10年習が国家主席に居座ってしまう。

習近平は地方役人から出世した異例の国家主席だが、それだけに共産党内では少数派閥にすぎない。


もしウイルス騒動が中国全土の暴動にまで発展すると、習近平の進退を超えて共産党存続の危機になる。

「これほどの被害が出たのは共産党のせいだ」と人民が蜂起したら、以前のように数百万人も粛清はできない。

ウイグル、チベット、モンゴルなど殖民地支配されている人々も同時に蜂起したら、あっけなく倒れる可能性もある。

ソビエト連邦が崩壊した時も、その1年前まで誰も崩壊するとは思っていませんでした。


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