支出は毎年2桁増、成長率が5%では遠からず経済破綻する
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新型ウイルスが中国経済に与えるダメージ

中国経済はこの12年間、巨額公共投資による公共事業や不動産価格上昇によって経済成長してきました。

だが2015年の中国経済危機を境に経済は下り坂になり、2019年の成長率は6%で2000年代の半分になっている。

それでも年6%は世界2位の高度成長だが、中国は年間数百兆円もの公共投資をしている。

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年6%成長は約80兆円に相当するが、中国は80兆円の経済成長を得るために年300兆円以上支出していると見られる。

それが新型コロナウイルスで2020年は良くて5.5%、悪ければ5%以下の成長率に落ち込む。

年間数百兆円の公共投資は都市建設や不動産開発などに振り分けられ、年間の鉄道建設費だけで50兆円以上使っている。


中国は毎年日本の鉄道総路線に匹敵する鉄道建設をし、新幹線の総路線に匹敵する高速鉄道を建設している。

さらに日本の全地下鉄に匹敵する地下鉄を建設し、日本の全高速道路に匹敵する高速道路を建設している。

このうち北京や上海など大都市周辺はとっくに開発し終わったので、今建設しているのは過疎地や砂漠が多い。


高速鉄道の場合黒字なのは北京上海線の一路線だけで他はすべて赤字、在来線も9割は赤字、地下鉄や高速道路も9割以上赤字です。

これでも飽き足らずに中国は日本のすべての空港に匹敵する空港を毎年建設し、これもすべて赤字です。

中国は砂漠に100万人規模の都市を建設したが入居者がなく鬼城になったが、これでもまだ飽き足らなかった。



中国の浪費経済で膨らんだ債務


中国政府は2017年4月に突然、北京の隣りの河北省に人口200万人以上の先端都市を建設すると発表しました。

この「雄安新区」は鄧小平の深圳経済特区、江沢民の上海市浦東新区に匹敵する習近平の偉業と発表された。

深圳や浦東を上回る新都市をゼロから作るのだが、これもすべて借金になる。


中国の公的債務は欧米専門家によるとGDP比250%から300%に達し、今も増え続けている。

中国は成長率を維持するために公共投資を毎年増やしているが、成長率は毎年低下している。

公共投資を増やすほど、成長率が低下するほど公的債務のGDPは増加するが、「健全財政だ」と主張している。


中国政府の借金の多くは国債ではなく投資商品のような形で販売されていて、購入者は政府の借金だと知らされていない。

もし政府が返済不能になったらどうするのか、いずれ政府支出を減らすか中央銀行が買い取るか、政府が破産することになる。

日銀のように中央銀行が買い取っても良いが、日本は予算がゼロ成長だから可能なので、中国は毎年大幅に予算を増やしている。


もし政府が毎年10%予算規模を拡大し、増えた全額を人民銀行が買い取ったら大混乱が生じるかもしれない。

ウイルス騒動が起きなくとも最近の中国経済は年0.5%ほどのペースで成長率が低下していた。

もし中国がより大きな公共投資で成長率を高めると、さらに債務比率を高めてしまう。


かといって公共投資を削減すると経済成長率が2%や1%に落ち込み、日本のようにマイナス成長になりかねない。

進んでも破産、下がっても破産するので中国は現状程度の公共投資を続け、「借金は存在しない」と言い続けるしかない。

ウソが通用しなくなり経済が混乱したら、その時は本当に国家破産するしかない。


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