台風で地下設備が水没したタワマン
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画像引用:住みたい街・武蔵小杉”セレブタワマン”が停電・断水 住民たちは近隣ホテルへ【台風19号泥水被害】| ニュートピ! https://newstopics.jp/url/8539056



壁が薄く隣の物音が聞こえる

一時期は六本木ヒルズなど富の象徴とされていた高級タワーマンションだが最近評判がよくない。

居住者からの不満や災害への弱さ、高額な維持費や住環境の悪さなどいろいろな問題が起きている。

タワマンの評判が一気に落ちたのは2019年10月の台風19号で、武蔵小杉や二子玉川で被害が大きく報道された。

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むろんタワーマンション自体は水没しなかったが、停電したうえ下水が逆流しトイレを流せなくなった。

タワーマンションの電源や駐車場は必ず地下にあるが、当然ながら河川の水位より下にある設備は水没する。

そうならないために堤防や堰や排水ポンプがあるが、この時は排水路を通じて多摩川の水が居住区域に流れた。


本来の役目は居住区域の水を川に排水する排水管だったのだが、水位が上昇したため逆流しタワマン側に多摩川の水が排出されてきた。

この結果2棟のタワマンで地下の電源設備が冠水したうえ下水も流せなくなり、テレビで大きく報道された。

エレベーターが使えないので下から毎日水をくみ上げたり、トイレのために降りてくる様子も報道された。


入居者たちは一様に「タワマンは災害に強いと思っていた」と話したが期待は裏切られた。

マンション側は住民にトイレを使わないよう要請したが、トイレを使用する住民がいて「犯人狩り」まで行われた。

タワマンはエレベーターや電気設備があるから便利なので、これらが使えないと山上の「ぽつんとした民家」と変わらない。


金持ちへのやっかみもあり「タワーマンションは大したことが無い」という風潮に変わった。



安普請と高額な維持費

最近報道されたのはタワマンの壁の薄さで、壁が薄いので有名なレオパレスと変わらないという。

隣の住人の生活音やトイレを使う音まで聞こえてきて、入居した人はイメージとの落差に愕然とする。

なぜこうなるかはタワーマンションは高さを実現するため極限まで軽く作る必要があるため、必然的に壁が薄くなる。


タワマンの壁はベニヤ板か段ボールのようなものでできているので、遮音性はまったく期待できないそうです。

タワマンの外壁や戸境壁は軽量気泡コンクリートやボードが使われていて、段ボールより高級だが普通のコンクリブロックより弱い。

鉄筋コンクリートの低層マンションは型枠を組んでミキサー車でセメントを流すが、タワマンはボードをはめ込むだけで完成する。


低層マンションは頑丈な城のような構造で、タワマンは住居よりは鉄骨倉庫の構造に似ている。

そのほうが軽量に作れて高層階にできるからで、居住性や利便性はまったく考えられていません。

タワマンは維持費が高額で12年ごとに1戸当たり240万が必要とされ、計算すると年20万円になる。



階層による階級格差がある

ところがマンションが高齢化するほど修繕積立金が高くなり、15年後には月4万円、30年後には5万円以上必要になる。

修繕積立金が増えるのは法律上の基準が厳しいからで、多くの高額設備は15年か30年ごとに交換や大修理が必要になります。

法律上定められた設備更新のための費用なのでケチることはできず、入居者が減ればゴーストマンション化が予想される。


中低層マンションでは20年目以降の修繕費用はタワマンの半額程度なので、中古タワマンを買う人はまず居ないでしょう。

3つめのタワマンの欠点は住人の質が悪いことで、上の階の「身分」が高く下の階を差別しているという。

タワマンは上の階ほど販売価格が高いので上層階ほど金持ちで社会的地位が高い。


エレベーターの何階で乗り何階で降りたかでその人の地位や収入がわかってしまうので階層による身分格差が生まれる。

上層階の住人は優越感を感じ、下層階の住人は上から圧迫されているような居心地の悪さを感じるという。

そこまでしてタワマンに住むより郊外の低層マンションの方がよさそうに思えます。


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