全ての自動車メーカーが危機に陥る可能性があり、安全な会社は1社もない
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画像引用:米の有名メディアが報じた優秀な自動車メーカーランキング【1位はなんとあのメーカー!?】 | Car Talkhttp://cartalk.tokyo/archives/5003



戦後最悪の自動車不況の可能性

リーマンショックの時アメリカ経済は終わったとかドルは紙切れになると言われたが、今もアメリカは超大国の地位にある。

新型コロナウイルスが世界経済に大打撃を与えているのはアメリカが打撃を受けたからで、中国やイタリアがどうなっても世界経済は混乱しない。

そのアメリカで3月の米新車販売は専門誌が前年比37%減と予想し、4月は50%以上減少を予想している。

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今後急激にコロナが終息しない限り4月以降の新車販売は半減するので、2020年通年でも半減に近い数字が予想されます。

2019年の新車販売は1705万台だったので2020年は1000万台確保がやっとになり、1000万台を割り込むかも知れません。

中国は2月の新車販売が89%減少で3月も同じ程度、4月以降回復しても通年ではやはり半減でしょう。


日本の2月新車販売は前年比10%減だがその後感染者が増えたので3月の減少幅は拡大しているでしょう。

欧州は20年のEU新車販売を最大17%と見込んでいるが、甘すぎる予想と言わざるを得ない。

既に欧州の全ての自動車工場は生産停止か事実上操業不能に陥っていて、欧州で自動車を生産していません。


このように見渡すと2020年の世界自動車販売は主要先進国と中国が半減し、新興国も景気減速で大幅縮小する。

今までの世界自動車販売は2017年頃の9700万台だったので、全世界の国で半減すれば最悪の場合5000万台まで減少する。

1年でこれほど自動車販売が減少した事は無く、リーマンショックの2009年でも米国新車販売は1000万台以上だった。



世界の自動車メーカーの多くが経営危機

トヨタは資金不足に対処するためさっそく銀行から1兆円を借りたが、ほかのメーカーはそんなに簡単に現金を用意できない。

深刻な危機に見舞われるのは日産で、欧州と中国とアメリカのほとんどの工場が停止になり長引けば売り上げも半減以下になる。

もともと深刻な経営危機だったので資金不足に陥り、最悪の場合は再び倒産危機に見舞われる。


親会社のルノーも深刻な経営危機に陥っていて、フランス政府の国有化か他社に身売りする事になる。

日産買収に名乗りを上げたと報道されたホンダも4輪部門が赤字で、自社の存続を図るのが手いっぱいになる。

確実に経営破綻すると思われるのが米ビッグ3で、利益の大半はアメリカ向けピックアップトラックが挙げていた。


ピックアップトラックが売れなくなったらGM、フォード、クライスラーはまた政府支援を仰ぐことになる。

この数年世界販売台数首位だったVWは中国での生産が30%も占め、残りの多くは欧州での販売だった。

主要市場すべてコロナで壊滅したので、コロナが長引くと1年後にVWは存在していないかも知れない。


排ガス騒動の時資金確保のためポルシェやドカティ売却が検討されたが、今度は恐らく本当になる。

リーマンショック以降の10年間で富裕層向けの「バブルカー」が売れまくったが幸福な時代は終わった。

フェラーリ、ロールス、ランボルギーニ、マクラーレンなどは今のうちに身売り先を探したほうが良い。


主要国の販売が半減になれば世界の自動車メーカーの半分が倒産や国有化、身売りや分割することになる。


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