日経とダウが交差すると何かが起きる
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引用:http://fx-koryaku.com/wp-content/img_master/userfiles/images/m2j_201606_07.jpg



ダウ逆転で無敵国家から転落した日本

日経平均株価は現在1万9000円台、ダウ平均株価は2万3000ドル台となっています。

今ではダウが日経より数字が上なのは当たり前だが、日本経済が強かったころは日経平均が上でした。

バブル全盛期の1980年代後半は日経が3万円台でダウは3000ドル程度と問題にもしていませんでした。

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1990年代末になると日経は急落して1万5000円以下、ダウは上昇して1万ドルを上回りました。

この頃米FRB議長のグリーンスパンは米株価は「根拠なき熱狂」にあると警告を発している(1996年12月5日)

その警告は翌年にアジア通貨危機となって現れ、2002年のITバブル崩壊、2007年の金融バブル崩壊に至ります。


だが危機のたびにアメリカは力強く乗り越えたのに対し、日本は危機のたびに経済を縮小した。

2002年2月にダウと日経平均は「9791」で交差し、史上初めてダウが抜き去りました。

なお実際の株価は1ドル100円としてダウは100倍なので、あくまでも数字が超えたという象徴的な意味しかない。


アメリカ人がいかに日経を重視していたかについて、初めてダウが日経を超えた日、ウォール街はお祭り騒ぎだったと記録されている。

逆に日本はこの日からずっと葬式ムードになり、中国やアメリカの「おこぼれ」を狙うこじきのような国になった。

バブル期の日本は「沈まない太陽」と言われていたが、その後は昇らない太陽になった。



極限まで落ちぶれた日本のターン

アメリカは1991年の湾岸戦争勝利でベトナムの悪夢から抜け出し、世界の超大国に復帰した。

日本はもっとも苦手な安全保障で「無能国家」なのを世界に晒してしまい、以降北朝鮮にすら謝罪外交を繰り返した。

衰退し落ちぶれる日本を食い物にするかのように韓国と中国は成長し、世界で日本だけが相対的なマイナス成長を続けている。


アメリカ人が恐れているのは再び日本経済が上昇気流に乗ってアメリカが落ちぶれる事です。

その象徴的な出来事が日経平均がダウ平均を上回ることで、これほど無意味だが分かりやすい数字はない。

2010年以降のアメリカは絶好調と言えるほど強く、日本は世界の落ちこぼれと言えるほど弱い。


1人当たりGDPは約6万3000ドルのアメリカに対し日本は約3万9000ドル、人口は2.5倍違うので大人と幼児でしかない。

日本の全盛期は日本のGDPが対米7割に迫っていたなど、嘘ではないかとすら思える。

ところが国力とは面白いもので、価値が高くなりすぎると頭打ちになり、下がり過ぎた国はそれ以上下がりにくい。


アメリカの労働者の給料が700万円で日本の労働者の給料が400万円だと、日本のほうがコスト競争で有利になるからです。

バブル崩壊以降落ちぶれ続けてきた日本は後進国並みの給料になり、その後上昇期を迎えるでしょう。

日経がダウを超えたらその後20年くらいは日本の上昇ターンになる可能性が高い。


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