他国を罵り尊大に振舞うのは小国が自分を大きく見せる常套手段
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勝ち誇る中国外交の中身は

中国は最近北朝鮮のようにあからさまに外国を侮蔑するようになった。

以前は言葉使いだけは慇懃だったが、特に香港の人権問題でアメリカに対して強い言葉を使っている。

19年12月には中国外務省のアイドルこと華春瑩が米国のウイグル人権法案を「バカな法案」と呼び話題になった。

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「本当に無知で恥知らず、彼らはアメリカ先住民の土地を占拠し葬った」などもっと過激な言葉で非難した。

以前の中国はこんな時「両国の信頼関係を損ねるだろう」や「望まない深刻な事態に至る」などの言い方をしたと思う。

以前中国の軍人が尖閣問題のとき「沖縄にミサイル1000発を打ち込んでやる」と発言したが、そうした人が政治家になる事は無い。


中国は有史以来軍人の地位が非常に低く、「最も無能な人が軍人になる」と言われ今もその通りです。

中国で政治家になるタイプは決して軍に入隊したりせず、共産党員や地方官僚として実績を積み出世する。

だから言葉遣いだけは中国の詩人のようなのだが、最近はゴロツキ軍人のような発言が目立つ。


きっかけは最近中国がおこなっている戦狼外交だったようで、中国は戦う外交に転換するべきだとしている。

裏を返すと中国外交は世界から支持されておらず、劣勢だから戦わざるを得ない。

そこで「愚かなアメリカは自らの歴史を振り返れ!」などの発言が出てくる。



鉄の女サッチャーはレンホー以下だった

だいたい外交の場で怒鳴るのは北朝鮮のような負け犬国家と決まっており、勝者は穏やかな態度で話すものです。

建国から1980年代くらいまでの中国は負け犬そのもので、常に自分を誇示して核や軍事力で相手を脅していました。

イギリスとの香港返還交渉の時、鄧小平はサッチャーに「人民解放軍を香港に突入させるぞ!」と脅し、サッチャーは謝罪して香港を返還した。


中国の歴史を知っていれば、中国人が居丈高に吠えるのは相手を恐れている時なのはすぐに分かる。

もしイギリス代表がチャーチルなら鄧小平の脅しを見ぬいただろうが、イギリス首相は「鉄の女気取り」のサッチャーだった。

ごめんなさいと謝罪して領土を差し出すのが「鉄の女」なら、いっそレンホーのほうがましではないだろうか?


それはともかくイギリス首相が香港を差し出したために、香港人はこれから苦しむ事になる。

90年代になると中国は大国意識に目覚め、大声で怒鳴るかわりに自分の力を誇示する戦略に替わった。

例えば経済力や貿易を餌にオーストラリアやイギリスを服従させ、ピーク時には中国の属国のように扱っていた。


日米に対しても「そのような態度を改めないと深刻な事態を招く」などと言えばクリントンや橋本首相が土下座外交ですり寄ってきた。

最近中国が再び「怒声と脅し」に戻ったのはそれだけ追い込まれているという事で、経済でも軍事でも中国は劣勢です。

軍事費ではアメリカ80兆円に対して中国20兆円程度だが、アメリカには無数の同盟国があるのに中国には一つもない。


ロシアやパキスタンや北朝鮮は利害で中国にくっついているので、都合が変われば簡単に寝返ります。

すると中国からみてアメリカ陣営の軍事力は今も軽く10倍、あるいは数十倍に映っています。

経済力も然りで中国がアメリカのGDPを抜くという妄想は、実現しないのがはっきりしている。


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