人口が減り高齢化が進むと国力は短期間で衰退する
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中国の高齢化

一般的に国民の平均年齢が若いほど成長率が高く、高いほど低成長になり活力が衰える。

日本の65歳以上人口は3588万人で高齢化率は世界最高28.4%を誇っている(2019年)

中国の高齢化率は2025年に14%、2030年に18%、40年に20%、50年に25%、60年に30%に達すると予想されている。

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高齢化率が20%に達すると財政や成長率に深刻な影響をもたらし、マイナス成長のうえに財政赤字になる。

中国の人口減少はもっと早く訪れると予想されていて、2025年から2035年をピークに人口減少が始まる。

中国人の一部の研究者は既に人口減少が始まっていて政府が下駄を履かせていると指摘している。


2015年には人口14億人で高齢化率10%だったのが、2060年には人口13億人で高齢化率30%になる。

これが意味することは日本人なら分かり過ぎるほど分かり、経済は崩壊して見る影もなくなっているでしょう。

人口と年齢構成はこの世のあらゆる統計の中で最も当たると言われていて、日本の現状も50年前には予想されていました。


だが日本人は「今は絶好調だ」と自信を持っていて、50年間少子高齢化対策をしなかったのでこうなりました。


(人口予想は『中国の「2025年問題」-人口、財政、社会保障関係費の三重苦【アジア・新興国】中国保険市場の最新動向(36) |ニッセイ基礎研究所』より)



中国の財政赤字は雪だるま

日本の高齢化率は28%超ですが、実は高齢者の増加は既にピークを過ぎています。

にも拘わらず高齢化率の上昇が止まらないのは生まれる子供が少ないからで、高齢者問題ではなく出生率や出生数の問題です。

別段高齢者が増えていない国でも、生まれる子供が毎年減ったら「高齢化率」はどんどん上昇していきます。


先進国に共通する現象ですが中国も2017年ごろから出生数が減少し始め、高齢化に拍車をかけるでしょう。

中国は日本のような出生率調査をしていないが、出生数から考えると今後女性1人が生むのは1.2人から1.4人程度になると考えられる。

国民の高齢化によって社会保障費は赤字になっていて、2016年に10兆円赤字だったので今は20兆円以上になっているでしょう。


財政赤字も増えていて2017年の対GDP比で財政収入が21%、財政支出が25%なのでGDPの4%赤字だった。(ニッセイ基礎研究所)

中国が財政赤字になったのは2008年からで、最初は小さかったが近年急速に拡大している。

なおこれは中国が財政統計を正直に発表しているのを前提にしているが、その可能性は無いと思われます。


2020年の中国の財政赤字は政府統計を信用してもGDPの5%、悪ければ10%に達している。

中国の少子高齢化によって財政赤字は雪だるまのように急速に膨らむ


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