安倍首相は経済対策を日銀に押し付けている
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画像引用:黒田日銀は異次元緩和をやめたがっている リフレ継続を求める官邸とバトルか | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)https://president.jp/articles/-/24179



日銀だけに押し付けている安倍首相

コロナ騒動はやや沈静化してきたが未だに日本では一日100人超の感染者が出ている。

アメリカではNYでは沈静化してきたものの、早期に経済再開した州で感染爆発が起きている。

世界を見ると一日の感染者数は増え続けていて、6月28日だけで19万人に達しました。

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経済は全世界が繋がっているので日本経済もどん底状態なのだが、不思議な事に株価だけは好調です。

20年6月の日経平均は2万2千円台でコロナ前の2万3千年台と変わらず、むしろ上昇した銘柄も多い。

これは株価が未来を先取りしているとか調子の良い事ではなく、政府と日銀が巨額資金を投入したからです。


日銀によるETF(上場投資信託)購入額は、6月24日現在で4兆6692億円、4月には1.2兆円の買い付けを実施した。

3月は4日間で8000億円も購入したが、これは午前中に株価が下落すると午後に大量買い付けをしたためでした。

こうした下支えがあるうえ黒田総裁は無制限金融緩和を宣言し、いくらでも銀行に資金供給しています。


日銀の金融緩和は110兆円規模になり、社債購入枠は20兆円まで増えました。

例えば資金繰りが厳しい企業が社債を発行すると日銀が買ってくれるので、本来倒産する筈の企業が延命している。

もしこういう措置を取らなかったら2008年の麻生時代のように、日本企業は大量倒産していたでしょう。



政府は何もしないのか

日銀金融緩和の内訳は社債購入20兆円、金融機関へのゼロ金利融資90兆円で、個人には貸してくれない。

だが政府は政府系融資として無利子無担保融資を奨励していて、間接的に借りることができる。

金融機関の個人への融資も日銀融資から出ていて、金融機関は右から左にお金を流しているだけです。


さらに日銀は国債買い入れ枠を無制限とし、新規国債発行は90兆円を超える見通し。

なにしろコロナで経済活動を止めてしまったので税収は大幅減なのに、100兆円規模の経済対策が必要になっている。

大東亜戦争以来の国家危機に見舞われていて、(経済)戦争に勝つか国が滅びるかという事になっている。


歴史の教訓は1929年の世界大恐慌から2008年リーマンショックまで、政府の巨額財政支出で経済回復した事実でした。

一方バブル崩壊後の日本は「財政悪化するから経済対策しない」方針をとり30年もずっと不況のままです。

するべきことは最初に無制限の財政支出を行って、一種のスーパーバブルを作って無理やり経済回復させる事です。


日本は今日銀だけが働いて金融緩和しているが、安倍麻生の政府は何もしておらず、給付金の10万円で終わりらしい。

これでは日本はリーマンショックと同様に、「全世界で日本だけ不況」になってしまいます。

政府は45兆円のコロナ対策補正予算を組んだが10兆円は「予備費」として使わず、残りの多くも予算執行は来年以降になる。


これでは効果などある筈がなく、企業は委縮して派遣切りやリストラに励んでいます、

このままではリーマンショックの「麻生不況」に続いて「安倍不況」が到来するでしょう。

もっと思い切って「日本が破産しても戦艦大和をつくる」(これは例えです)くらいの事をしないと大不況は防げません。


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