コロナ融資とは日銀が金を貸して銀行が手続き代行し、政府が保証人になっているようなもの
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日銀融資バブルは成功するか

日銀はコロナ支援対策として100兆円規模の金融緩和を行っていて、大半は銀行や企業向け融資に充てられている。

政府の個人への救済策が10万円ぽっちなのに対し、企業には日銀を通じて無制限に融資する大盤振る舞いをしている。

それはともかく最近企業や個人への銀行融資が急増していると報道されています。

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全国の銀行と信用金庫の貸出残高は4月の平均残高で553兆4863億円で20年ぶりに過去最高を更新しました。

5月は4月をも上回る562兆5464億円を記録、時ならぬ融資バブルとなっています。

日銀黒田総裁の金融緩和は110兆円規模になり、社債購入枠は20兆円まで増えました。


資金繰りが厳しい企業が社債を発行すると日銀が買ってくれるので、本来倒産する筈の企業が延命している。

日銀金融緩和の内訳は社債購入20兆円、金融機関へのゼロ金利融資90兆円で、個人には貸してくれない。

だが政府は政府系融資として無利子無担保融資を奨励していて、間接的に借りることができる。


金融機関の個人への融資も日銀融資から出ていて、金融機関は右から左にお金を流しているだけです。

さらに日銀は国債買い入れ枠を無制限とし、新規国債発行は90兆円を超える見通し。

企業や個人が金融機関から借りた金は返済しなくてはならないが、景気がV字回復すれば何も問題ない。



日本版MMT政策

だは平成デフレのように長期不況になったり低成長だったら、借りた金を返済できない企業や個人が続出する。

5月の全国銀行の貸出残高の伸び率は前年同月比6.4%なのでコロナによって36兆円ほど融資額が増えた。

銀行は日銀から借りたお金を民間に融資しているので、貸し倒れは銀行の不良債権になってしまう。


すると銀行は貸した金の返済を迫る「貸し剥がし」に走るので、これでは平成デフレと同じになってしまう。

政府や日銀は返済不能になった借り手に何かの救済策を考えているのか、何もなければ破産する企業や個人が続出します。

新聞によるとメガバンク幹部は「ゾンビ企業でもとにかく貸せという指示が出ている」と語っている。


政府から「貸せ」の指示が出て、信用保証協会の100%保証が復活し、金融機関は貸しまくっている。

信用保証協会の100%保証とは、新型コロナの資金繰り対策「セーフティネット保証4号・5号」の事でした。

信用保証協会は中小企業者が金融機関から借り入れる際、公的な保証人になり、セーフティネット4号では100%保障が復活した。


これを利用すると借り手が返済不能になっても金融機関は信用保証協会からお金を回収できるのでノーリスクです。

信用保証協会には政府からお金が出ているので、結局貸し倒れは政府債務になるでしょう。

政府債務は日銀が国債を買い占める事で返済の必要をなくし、先送りすることが可能です。


中央銀行が国債を買って政府が無限に借金できるMMT理論が話題になりましたが、それと似たような事をしています。


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