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夢見る少年は痛い目に遭う

コロナが大都市を中心に広がったことで、若い人に地方移住願望が増えている。

今までの移住希望者は中高年で、「当てはないがとにかく田舎に住みたい」という夢見る少年のような人が多かった。

そういう夢見る少年は限界集落の家を借りるか購入し、移住したはいいが働き先を確保していなかったなどが多い。

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格安で古民家を買ったが想像以上に修繕が必要とか、とりあえず農業をやりたいなど現実離れしていた。

農業は「とりあえず」始めて年収数百万を得られる仕事ではないし、50万円で売っている民家がボロボロなのは想像できることです。

最近の移住希望者は20代から30代の若者が多く、多くはIT関連の職業で移住先でもネットで続けられる人が多い。


「とりあえず移住してから仕事を探そう」ではなく現在安定収入があって移住先でも継続する考えです。

田舎ではさっき書いたように古い家を100万円以下で売っているが、それは立地が悪くボロボロの物件に間違いない。

コンビニは10キロ以上先で周囲に小学校や保育所はなく、道は時々通行止めになります。



地方にはピンからキリまである

上下水道があればラッキーでガスはプロパン、トイレは汲み取りか良くて浄化槽になります。

地方には様々なランクがあるが、地元民すら避ける限界集落に移住する人が居てトラブルに巻き込まれる。

例えば「ゴミの収集」は地元利権で自治会に入らないとゴミ捨て場を利用できず、自治会に入るには神社の氏子にならねばならない。


神社や寺に貢献するか多額の寄付をして、草刈りや雑用をこなしやっと自治会に加入できるなどの固有の事情がある。

実際にあった例では「よそ者には電気を使わせない」として電線を引くのを拒否され、移住したが電気を引けなかったという。

古民家や農地を3年契約などで借りたが3年で契約を打ち切られる例が多いと言われている。


これは地権者が「移住者に農地の整備や家の補修をさせる」目的で貸し、古民家を改修したら乗っ取る目的で貸し出しています。

移住者が立ち退かない限り永久に借りれる契約でないのなら、こうした詐欺物件に引っ掛かる可能性があります。

やらせのテレビ番組を見て「田舎の人は皆良い人」などと思い込んでいる人がこうした手に引っ掛かります。



都会の人が住める田舎とは

限界集落とは地元民ですら住みたくないから限界なので、そうなる理由が何かあった場所です。

たとえ住民が良い人ばかりでも、住民が逃げ出すからには相当な事情があった筈です。

中高年に人気の移住先は長野県の山奥の超限界集落とか「ちょっと待て」という感じの場所が多かった。


東京の移住相談所などへの相談は去年の段階で10年前の10倍、今年はさらにその数倍になっている。

相談者の中心は若者で、コロナによって東京で職を失ったり、地方に居住したい人が多い。

東京のテレワーク率は賞味10%程度に過ぎないようだが、労働者の10%としても50万人のテレワーカーが存在する。


もし彼らが本当に田舎でも同じ仕事ができるとしたら、田舎にとってはかなりの人口移動になる。

本当の田舎には実は高速インターネットがないしスマホ回線も通じないので、インフラが充実しているのは重要です。

若者はおそらく汲み取りトイレや水道がないのは想像すらしていないので、割と恵まれた地方都市近郊の田舎が向いているでしょう。


車で数分くらいにコンビニやスーパーがあり、小学校や保育園もあって「意外に不便じゃない」ような場所です。

地元住民すら避けて近寄らないような限界集落は、やはり避けるべきです。


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