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中国のGDPは公表より少ない

2020年の中国は世界各国がマイナス成長を予想している中で、わずかながらプラス成長になると予想されている。

報道によると4月から6月のGDPは前年比プラス3.2%で、前期の大幅な減速から回復した。

2020年1月から3月の成長率は新型コロナの影響で前年比マイナス6.8%、このままマイナスが続くという予想もあった。

大きなプラス要因になったのは政府の大型投資だが、従来中国は鉄道や道路など土木事業型公共投資が多かった。

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今回中国は新型インフラ投資を重視したが、内容は5G通信網やAI、IT、人工知能、ビッグデータなど先端分野となっている。

5月の全人代で李克強首相は新型インフラ重視の姿勢を示し、景気回復と次世代産業の育成を進めるとと演説していた。

政府系シンクタンクはこうした中国の新型インフラ投資は、合計150兆円に達すると分析している。


だが香港メディア『苹果日報』は中国のGDPが公表より大幅に少ないという記事を掲載している。

記事によると中国の経済メディア『財新網』に北京師範大学の萬海遠、孟凡強が公表より多くの貧困者が存在するという記事を執筆している。

李克強首相は5月28日に全人代の記者会見で、「2019年、中国人の平均年収は3万元(約45万円)だった」と話した。



6億人の農民の平均年収は20万円

加えて「中国には月収1000元(約1万5000円)の人が6億人いる」と話したが、この根拠が北京師範大学の調査を基にした『財新網』の記事だったという。

7万件のサンプル調査によると月収1000元(約1万5000円)の6億人は中西部の農村に多く住んでいる。

中国のいわゆる漢民族は総人口の1割も存在せず、大部分は少数民族から構成されている。


中西部はチベットやウイグルや多くの少数民族からなり、そうした所数民族は意図的な貧困に貶められている。

共産党は抵抗民族が豊かになるのを望まないので、中国の経済統計などからも最初から除外されている。

中国の人口は13億人だが都市戸籍は約4億人、農民工が3億人弱、農民は約6億人で豊かなのは都市戸籍だけです。


中国農民の平均年収は今でも15万から20万円という所で、月収1000元(約1万5000円)の6億人はこれを指していると考えられる。

中国は都市戸籍の4億人しか失業調査をしておらず、農民は農地を耕すので失業しないと考えている。

農民工は非合法な都市労働者なので人権は無く、失業者にも数えてもらえない。


従って「中国には月収1000元(約1万5000円)の人が6億人いる」は誇張でもなんでもなく事実です。

李首相は「中国人の平均年収は3万元(約45万円)」と言ったので単純に14億倍だと630兆円になるがそうはならない。

どんな国でも労働人口は人口の半分ほどなので、平均年収45万円なら国民総所得は7億倍の300兆円以下になる。


それに企業所得が同じくらいあるとしたらGDPは600兆円、中国は企業所得が多いとしても700兆円がやっとでしょう。

という訳で年収20万円以下の農民が6億人という事実からは、中国の本当のGDP公表より少ないと言える。


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