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GoToキャンペーンとは

コロナの影響で急減した消費を喚起する目的で政府が補助金を出す「Go To キャンペーン」が7月から始まる。

7月22日から宿泊代金の割引を行い、旅行先での飲食や買い物に使えるクーポン券の発行は9月からになる。

「Go To キャンペーン トラベル」は予算額1兆3500億円で事務費を除く賞味1.1兆円が実際の支給額になる見込み。

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飲食店を利用した際に2割を補助するGo To Eatキャンペーン」、イベント代金を2割補助する「Go To Eventキャンペーン」も行われる。

このうち金額が大きいのは旅行補助で、食事やイベントが2割なのに旅行代金の5割を補助する。

なおパック旅行以外で補助されるのは宿泊や食事代金だけで、交通費は全額自己負担になるようです。


過去に実施された「ふっこう割」が最大でも80億円だったので今回は150倍もの予算が投入されます。

第一生命経済研究所の試算では旅行業界で1.37兆円の市場拡大になるとしている。

GoToキャンペーントラベルだが旅費の50%を補助するのは正規の旅行会社を通じて旅行商品を購入する場合だけです。


ホテルや電車や飛行機やレストランを自分で手配した場合、補助されるのはホテル代のみになる。

しかも宿泊施設は直販予約システム、レストランで使えるクーポン券は9月から実施予定となっている。

旅行会社の旅行商品を申し込んだ場合は値引きで支給額の7割、旅行先で使えるクーポン券で3割が支給される。



困っている人を助けず裕福な人にお金を出す政府

つまり50%の補助を受けるにはJTBとかHISの予約サイトで「上高地2日間の旅」などに申し込むと良い。

自分で宿を手配すると電話予約などでは適用されず専用サイトを通す必要があるようなので、事実上は困難です。

旅行代金補助は1泊あたり最大2万円、日帰りは最大1万円でそれぞれ利用回数の制限はない。


なお補助の3割分として支給される現地クーポンは9月以降から開始で、それまでは値引きの7割だけ補助になります。

つまり1泊2日2万円の旅行パックに申し込むと支払いは1万3千円で、9月以降はプラス3千円のクーポンを貰える。

9月までに申し込んだ人は9月以降にクーポンを貰えるとかなく、値引き以外なにもありません。


GoToトラベル期間は7月22日から2021年3月中旬までで、例えばこの期間ずっと旅行会社のツアーで宿泊し続けても35%値引きで15%分のクーポンを貰える。

使い方によってはかなり得な気がするが、ホテルや旅行会社の便乗値上げも予想されます。

35%値引きだから3割値上げしようとする業者も現れ、本当に安く旅行できるのか始まってみないと分かりません。


もっと問題なのはこれは国民の生活を支える目的ではなく、消費を増やすのを目的にしている点です。

国民の半数が収入減少しているのに、収入が大幅に減った人が呑気に旅行なんか出かけるでしょうか?

旅行に行くのはお金に困っていない人で、政府は困っている人を助けずにお金が余っている人にお金を支給するのです。


半額補助と言っても旅行代金の65%は支払う必要があるので、生活が苦しい人は利用できません。

個人的には利用してみたいとも思いますが、これで日本の景気が良くなったり消費回復する事はないでしょう。


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