自分に合ったレベルの田舎を見つけるのが重要
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将来性がまったく無い田舎とは

コロナによって都市の過密生活が見直され、田舎や過疎地に済みたい人が増えているそうです。

10年から20年前の田舎移住ブームは中高年が中心で、リタイアしたら田舎で蕎麦屋か農業をやりたい人が多かった。

彼らの特徴は現実の計画に実現性がないことで、「とりあえず農業でもやるか」くらいの考えだったようです。

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そうした中高年移住の多くは失敗したと思うが、数年前から田舎移住する若者が増えていました。

移住する若者はITやネット関連で収入を得ている人たちが多く、少なくとも食いっぱぐれは無かった。

だが本当の過疎地では今も高速インターネットがなかったりするので、憧れだけでは済まない。


テレビでは田舎暮らしの良さだけを放送するが、田舎には種類やランクがある。

移住者が最重要視すべきなのはその土地が所属する自治体で、近所でも自治体が違えばサービスがまったく異なってくる。

テレビによく出てくるコミュニティバスや移動販売車は自治体がお金を出していて、全ての自治体が過疎地に金を出すわけではない。


災害で唯一の道が通行止めになっても、「嫌なら町に引っ越せば良い」という考えの自治体もある。

実際災害がきっかけで村や町が移住を勧め、廃村になった集落は多いようです。

田舎にあこがれても、そんな集落に移住して将来性はありません。



田舎暮らしは金がかかる

テレビの田舎番組で最大の間違いは田舎では安く暮らせるという話で、それはその土地に最初から住んでいる人の場合です。

彼らは親から無料で農地を相続し無料で農業研修を受け、無料で村のコネクションを利用しています。

移住者はそれらすべてにお金を払わなくてはならず、お金を払ってもコミュニティへの参加を拒否される例は良くある。


例えば集落の100人が全員親戚で仲が良く、野菜をタダでもらえるとしても、それは親戚だからです。

移住者は当然お金を払わなければ野菜を買えないし、電気ガス上下水道その他のインフラが高い。

都会は例えば「東京」というインフラを1200万人で分割して払っているので、1人当たりでは安い。


田舎は1人しか住んでいなかったら一人で全額負担するので、インフラ負担が大きくなります。

電気料金は都会と同一だが、山奥に電気を引くには数百万円の負担が発生する場合があり、他の家から離れていると自己負担が高額になるようです。

山奥の限界集落に水道がある訳がなく、地元の水利組合などに参加を求められるが、これが月数万円という場合もある。



自分に合ったレベルの田舎

ガスはプロパンガスだが必ず1社独占なので、その会社と契約するかガスを使わないかの選択肢しかない。

近くにガソリンスタンドがある訳ないので灯油は配達してもらうか車で買いに行くが、配達サービス外地域の場合もある。

この場合も「親戚コミュニティ」は特別に無料で配達してもらえるが、移住者は拒否されるか高額な配達料を請求される。


田舎のGSはおやじ1人でやっているので、配達に行っている間は奥さんが留守番をしたりして、本来遠くに配達は出来ない。

家を建てたり補修する費用は木が多いから安そうだが、これも町から大工が来るので都会より高くなる。

さらに山奥の集落は平地が無いので、傾斜地の地盤改良費用などで新築は平地より高額になります。

こんな風に多くの費用は町より限界集落のほうが高額になります。


これもその土地の自治体により、村や集落ではなく市内の郊外だったら、近くにイオンやコンビニがある田舎も存在します。

自分にあった水準の田舎を選択すれば、移住してみたが大失敗というのは避けれるでしょう。


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