習近平は毛沢東を超えたいと思っている
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習近平による伝統からの逸脱

中国は今香港や安全保障や貿易などで欧米と対立しているが、国内では習近平長期政権を計画している。

数年前に中国は全人代で国家主席の任期を廃止し、何回でも就任できるよう改正しました。

それまで中国は国家主席であれ書記長であれ、最高権力者の任期は最長でも10年となっていました。

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初代国家主席の毛沢東ですら1954年から1959年とたった5年間で、中央軍事委員会主席も4年務めただけでした。

これは中国共産党がソビエト共産党の中国支部からスタートしたため、ソ連の伝統を踏襲していました。

ソ連を作ったのはレーニンで、マルクス主義では権力の世襲や長期政権はあってはならないとされていました。


ソ連の衛星国のルーマニアや北朝鮮では数十年の長期政権や世襲まで行われたが、本当は存在してはいけないものでした。

習近平国家主席は2012年就任なので通常の任期では2022年までだが、退く気はまったくないようです。

2015年にチャイナショックで経済混乱した後ぐらいから、任期延長への布石を打ち始めた。


例えば習近平を毛沢東と並ぶ聖人と学校で教えたり、メディアでそうしたイメージを流布している。



習近平は永久国家主席を目指している

中国はソ連と同じく5年ごとに5か年計画を立て、最高指導者は5か年を2回やったら交代するのが常でした。

だが2020年に発表したのは5か年計画おその後の10年の「15年計画」を発表して驚かせた。

盟友なのかどうか、ロシアのプーチン大統領も任期を事実上廃止して永久大統領になるようです。


ロシアは民主選挙で大統領を選んでいるが、投票は監視付きでプーチン以外立候補できず、プーチン以外を支持したら北極海の離島に送られることになっている。

中国の最高指導者は全人代で選ぶが全人代は地方共産党から選ばれ、一般の人民には間接的にも選挙権は無い。

習近平には実は強固な権力基盤や党内支持がなく、どちらかといえば弱小派閥だと言われている。


習は中央に基盤がない地方官僚出身で、「あいつはどうせ出世しない」と思われ警戒されなかった。

ドイツのメルケルもそうで、有力者から安全パイと見られて重宝され、最高権力者に上り詰めた。

党内に基盤がないからこそ習近平は最高権力者の地位に固執し、次の権力者による報復を恐れているのかも知れない。


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