多くの写真家はアマチュアに教えることで収入を得ていた
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写真家は集客ビジネスだった

コロナ騒動で多くの芸術活動やイベントが打撃を受け、集客スタイルの活動はほとんどできなくなりました。

俳優や演出家や脚本家、イベント会社から劇団、大小の劇場やホールも休業せざるを得なくなった。

カメラマンや写真家は一見関係なさそうだが、多くの人は活動停止状態になっているという。

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カメラマンと写真家は同じようだが、業界や本人たちによると2つの職業は異なっているようです。

カメラマンは企業や広告主から依頼を受けたりメディアに所属し、依頼を受けて写真を撮り報酬を貰っている。

写真家はより能動的で芸術活動などをし、企業の依頼ではなく自分の作品を創作して収入を得ている。


とは言えこれは建前で、自分が撮った写真が有名絵画のように高値で売れることはないでしょう。

多くの写真家はアマチュア写真家に撮影技術を教えたり、講演会やスクールを主催して収入を得ています。

実態として写真家の創作物は宣伝の意味があり、良い写真を発表すると受講生や生徒がたくさん集まる仕組みです。


写真家とは写真家に憧れている人を集めて教える仕事だが、コロナで人を集められなくなりました。



海外(英語圏)では呼び方が違い、静止画を取る人をフォトグラファー、動画を撮る人をカメラマンと呼んでいます。

カメラマンや写真家に重要な存在だったのが写真を掲載する雑誌で、バブル期には雑誌に掲載されると高収入を得られた。

だが写真専門誌「アサヒカメラ」は2020年7月号、「月刊カメラマン」は2020年5月号で休刊しています。



ネットに適応できるかが分かれ目

残っているカメラや写真系雑誌や、鉄道や旅行など趣味の雑誌も発行部数が減少し、掲載されても大きな収入にはならない。

雑誌社はプロに依頼するのではなく、アマチュア写真家や趣味の人の写真を無料で「採用」して使用している。

アマチュアにとって雑誌に掲載されるのは名誉な事なので、報酬を要求するどころか感激してお礼まで言ってくれます。


写真雑誌で賞を貰えば以前は名前が売れて写真も売れて、教わりたい生徒が集まって写真家として成功の近道でした。

今残っている写真雑誌の販売部数は推定数千部なので、その中で大賞を受賞しても数千人しか知りません。

雑誌に変わる活動の場になっているのがSNSで、ツイッターやインスタ、ラインで自分の作品を発表する人が多い。


だがコロナ騒動によって、SNSでファンが増えても受講生を集められないのでこの方法も苦戦している。

最近増えたのはネット上のスクールやユーチューブで撮影技術を教える方法です。

SNSでファンを増やし、ユーチューブでテクニックを披露し、もっと詳しく知りたい人は有料会員になるスタイルが多い。


ネット指導でも有名写真家から個人指導を受けれる場合があり、遠くまで通わずに済むので好評なようです。

だが直接会わずにネット上で済むようになると、一部の有名人に人気が集中しその他の人は食えなくなる。

今まで沖縄のアマチュアは沖縄県内のプロに教えてもらうしかなかったのが、ネット上なら北海道やアラスカの写真家に指導してもらえる。


ネットでは動画の方がアピール度が高いので、静止画は最高だが動画はダメみたいな人は上手くアピールし難い。

こうしてプロの写真家やカメラマンの間でも、ネット格差が拡大し成功する人と適応できない人に別れています。


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