「国内旅行者」の8割は外国人だったので、日本人が100%回復しても8割減のまま
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24日間で420万人は多いか少ないか

赤羽国交相は8月25日、GoToトラベルの利用者が24日間で420万人に達したと発表しました。

これに対してマスコミは「そんなに多い筈がない」という論調で批判し、詳細が公表されていないと指摘した。

GoToトラベルは国内旅行代金の50%を割引や還元するもので、当面は35%の割引だけが適用された。

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GoToトラベルは政府が認定した旅行業者を通す必要があり、別々に個人で手配すると事実上適用が難しい。

日帰り旅行も対象だが、「往復の乗車券等」と「旅行先での食事や観光体験等」のセットプラン等が対象になる。

つまり移動して帰ってくるだけでは対象外で、旅行会社の「XX高原観光と和牛食べ放題の旅」のようなプランが対象になる。


鬼怒川川下りと食事セットなら良いが、日光に行って帰るだけのフリープランは対象外になるでしょう。

2019年の観光庁統計では国内の宿泊を伴う旅行者数は6866万人、日帰り旅行は6376万人でした。

旅行金額は日帰り3万7千円で宿泊5万7千円、宿泊旅行者は月平均で572万人になります。


GoToトラベルは日帰り旅行にも適用されるので、24日間で420万利用されても不自然ではない。

GoToトラベルの参加事業者は、全国宿泊事業者の半分ほどに留まっていて、各地の旅行者数は例年の2割ほどにとどまっている。



国内旅行者の8割は外国人だった

観光庁によると、2019年7月の宿泊旅行者は4097万人、8月は5374万人だった。

その他の月は4000万人前後と、同じ観光庁の統計より数倍も多いがこれにはカラクリがあった。

年間の国内旅行者数は5億8666人だが大半は「外国人」で、日本人の国内旅行は1億3242人、そのうち宿泊旅行が6866万人だった。


つまり19年7月の宿泊旅行者は4097万人のち3000万人は訪日外国人、約1000万人弱が日本人だったと見られる。

マスコミは例によって「旅行者420万人は前年の1割に過ぎない」と言うが、日本人に限れば「前年の半分程度」なのです。

観光庁が発表していた「国内旅行者5億8666人」の約77%が実は外国人だったので、その分がごっそり減ったのです。


すると日本人観光客だけで営業していた観光地や施設は少なくとも半分には回復し、増加したところもある筈です。

コロナ禍でも大繁盛だったのがキャンプ場で、閉鎖したところもあったので営業している施設は予約が取れないほどだったそうです。

外国人は山奥のキャンプ場には来ないので、営業していた施設はあまり影響を受けなかった。


反対に外国人に頼っていた沖縄、京都大阪、浅草のような観光地は軒並み9割減というのが実態でしょう。


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