江戸時代は肥料と野菜を交換するリサイクル制度があった
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コロナで変わる清潔の基準

疫病や災害など大きな出来事があると、人々の考え方が変わり、それまでの社会と違ってくる。

例えば日本人は今ウォシュレット付きの水洗トイレを使っているが、こんなのが普及したのはバブル崩壊以降です。

1980年代まで日本では汲み取りトイレは普通であり、実家が水洗トイレでなかった人は多い筈です。

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ハイテク先進国、経済大国を自称していた絶頂期の日本のトイレは、実は汲み取り式だった訳です。

人々の常識が大きく変わったのは1995年の阪神大震災や90年代に災害が相次いでからでした。

焼け野原になった神戸に建てられた住宅は当然ながら汲み取りではなく、近代的な水洗トイレだった。


高度経済成長が起きた昭和30年代以前の日本の都市は長屋が多く、トイレは共同便所が多かった。

ロール式トイレットペーパーが普及したのは昭和40年代から50年代で、それまでは和紙のように1枚づつの紙だった。

ロール式はくるくる回すといくらでも出てくるので「不経済だ」というので最初余り使われなかった。


紙や木材は戦前には貴重品で、大戦末期は鉄がないので木で戦闘機を作ろうとした。

石炭が登場するまで木材が唯一の燃料だったが、石油が登場して価格下落が起きた。

江戸時代は木こりや植林で豊かな生活ができたが、昭和中期にはトイレの紙にいくらでも使えるほど安くなっていた。



平城京や平安京はトイレ問題で遷都した

江戸時代には紙ではなく木のヘラや縄で拭いていて、何度も使ったり他人と使いまわすこともあった。

ウォシュレットの現代人が他人の使った縄で拭くトイレを見たら、とても用を足せないでしょう。

日本最初の都市は飛鳥時代の飛鳥地方ですが、この頃は川や池で直接用を足していた。


川はよどんで伝染病が蔓延し、この土地には祟りがあると言って平城京に遷都しました。

だが平城京でもトイレ問題が解消せず疫病が蔓延し、また祟りだと言って京都に遷都しました。

京都でも何度も疫病が流行し、陰陽師や祈祷師が厄払いしたが、当然ながら効果はなかった。


この問題を解決したのは江戸幕府で、トイレから肥料として再利用するリサイクルシステムを完成させた。

川で用を足すのは禁止され、人々は江戸時代に初めてトイレで用を足すようになった。

このように疫病や災害のたびに人々の衛生概念が変わってきたので、コロナ後とコロナ前でも大きな変化があるでしょう。


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