フルローンで購入しサブリースで業者任せにした人は失敗した筈
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不動産投資ブームはどうなった?

小泉政権の2000年代前半あたりから日本で不動産投資ブームが起こり、やらなければ損をするような風潮がありました。

多くの人が投資ブームに乗ったのだが、20年経った現在トータルで儲かったという人は少ないようです。

数年前までネット上ではアパマン投資、アパート経営やマンション投資の広告が非常に多かったです。

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アパマン投資は儲かるといってド素人が大挙して参入したが、そのほとんどは最終的にババをつかまされた。

サブリース、シェアハウス、タワマン投資、フルローンなど新たな手法が編み出され投資家を幻惑した。

解説するとサブリースは「投資家は家賃を受け取るだけ」で何もしなくていい夢のようなアパート経営方法です。


投資家は自分の空き地か購入した土地にアパートを建てるが、建設から家賃回収まで全て業者任せにする。

面倒な事はすべてプロの業者がやってくれるので絶対安心、という触れ込みでした。

だがこの広告を見て普通の人は「なんで業者自身が投資しないのか?」と思うでしょう。


銀行はゼロ金利(1%以下)でお金を貸してくれるので、利益が出るなら事実上金利負担なしで利益が出ます。

サブリースのカラクリは、業者はトータルで利益は出ないと知っているので、投資家にババを掴ませるのです。

アパートは『新築』ならすぐ満室になるが築10年だと築古扱いで、築20年だとまず入居者が集まりにくい。

サブリース業者は築10年くらいは投資家に儲けさせるが、築古になったら利益の出ない物件から手を引きます



不動産投資とはババを押し付けるゲーム

建築費用を払った投資家はトータルトントンなら良い方で、結局赤字だったという人も多い筈です。

ポイントは20年や30年経たないとトータルの赤字は顕在化しないが、業者は最初からそうなるのを知っているのです


以前ある不動産投資サイトの覆面座談会を見ていたら、「不動産投資とはいかにして他人にババを掴ませるかだ」と語っていました。

アパートやマンションは新築のうちは人気物件だが古くなれば修繕費がかかるだけの負動産になる。

不動産が負動産に変わる前に素人に押し付けるのが、利益を出す秘訣だとプロ達が語っていました。


シェアハウスもサブリース方式で建てまくって、多くの投資家を破産させた企業がありました。

サブリースと並んでブームの原動力になったのが「フルローン」、自分は資金ゼロで銀行から借りて不動産を購入する事です。

フルローンで中古物件を購入して入居者を集めて転売し、素早く利益を出してまた投資物件を購入する「らわしべ長者」も現れた。


らわしべ長者で数十億や数百億稼いだ人も居たようで、投資サイトはそうした成功者を特集しブームを煽った。

「サラリーマンでまだ消耗してるの?」など調子のいい言葉で脱サラを呼びかけ、多くの素人がにわか投資家になった。

タワマン節税やタワマン投資も流行り、タワマンを買って入居者に貸すと、無料で高級マンションが自分の物になる手法もありました。


コロナ前ですらこれらの手法の殆どは破綻していたが、コロナによって100%近い素人不動産投資家が損失を出した。

フルローンで購入した人は元々返済プランがギリギリなので、返済不能になる例が多い。

もう少し余裕があれば損失が確定するのは10年後か20年後だが、結局損をするのは変わらない


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