フランス革命の様子、カッコよく描こうとしても暴動でしかない
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画像引用:http://www.worldfolksong.com/national-anthem/france.html


デモ隊の暴動は”非民主的”か

米大統領選の選挙結果が確定する2021年1月6日、米議会で上下両院合同会議が開催されていた。

米大統領選は大統領選で決まる訳ではなく、選挙で選ばれた各州の選挙人がワシントンで投票する。

それで決まる訳でもなく米議会の上下両院合同会議で当選者を選出する。

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それで決まる訳でもなく、最後は両議会で大統領の承認をして誰も異議がなければ「なんとなく」決まる。

最後はムードとか雰囲気で決まる訳で、通常は当選者が明白なので異議は出ないし、出たとしても無視される。

ところが2020年の民主党バイデンと共和党トランプの選挙結果にトランプ側は納得せず、不正な選挙が行われたと異議を唱えている。


バイデン氏が約7808万票(得票率50.8%)、トランプ氏が約7273万票(同47.4%)とかなりの接戦だった。

トランプ側の主張する選挙不正は根も葉もない事でもなく、各州が呼びかけた郵便投票で民主党支持者の投票率が大幅に上がったとされている。

民主党の支持者は都市部に多く共和党支持者は田舎に多く、郵便投票利用者は民主党に多いなど両党支持者の行動には大きな差があった。


各州は投票日以降に届いた郵便投票も有効としたが、以前は無効であり今回も州ごとに異なっていた。

もし依然と同様に「当日までに届かなかった郵便投票は無効」としていたら、バイデンの得票が減ったと言われている。

他にも多くの不満がありトランプ支持者は議事堂前に集まってデモをやり、最終的に国会議事堂に乱入して暴動になった。


有識者は「民主主義が汚された」と怒っているが、元々民主主義は暴動で始まったのでこういうものだというのが今回の話です。



フランス革命は暴動だった、という事実がフランスを苦しめる

民主主義の最高の例として教科書に載っているのがフランス革命だが、事実を検証すると実際には民主的な要素はない。

ルイ王朝は民衆の意見を取り入れる為、貴族だけでなく一般人も議員になれるようにしたが、これが崩壊の原因になった。

たとえば現代の中国共産党が「共産党員以外も議員になれる」ようにしたのと同じで、共産党体制は崩壊してしまうでしょう。


革命前のフランス議会は三部制で第一身分である聖職者、第二身分である貴族、そして第三身分である平民で構成されていた。

現代と比べて酷いようだが当時民衆が政治に参加する制度は非常に先進的で、むしろルイ王朝は進んでいました。

民衆の意見を取り入れた結果民衆は「自分たちの意見が取り入れられていない」と不満を持ち、暴動を起こして政府を倒しました。


この経緯はロシア革命も同じで、ロマノフ王朝が民衆の意見を政治に取り入れた結果、民衆は暴動を起こしてロマノフ王朝は倒れました。

現代の北朝鮮や中国はルイ王朝より「非民主的」だが民衆は何の不満も持たず大規模な暴動は起きていない。

真実は政府が少し民衆の権利を認めると、民衆は「もっと権利をよこせ」と言い始め、それが暴動になって政府が倒れました。


これを明治維新と比べると徳川幕府は最後まで民衆の政治参加を認めなかったので、明治維新に民衆は参加していません。

最近の例ではウクライナでは民主的な手続きで当選したヤヌコーヴィチ大統領を、デモ隊が暴動で追放して「民主的な政府」を樹立した。

国民が選挙で選んだ政府がデモ隊の暴動で追放され、樹立した政府が「民主的だ」と称賛されました。


フランス革命とまったく同じで暴動が勝利をおさめ、民主的だと称賛された。

フランスでは近年イスラム諸国からの移民やテロリストが暴動を起こしたり、テロ行為を行ったりしている。

これをフランス政府は「民主主義の冒涜だ」と言うのだが、フランス政府は暴動で「正当な国王」を追放して作った国です。



意見が異なるものからは「それならフランス政府を暴動で倒せば自分が”正当な民主主義”になる」と考えるでしょう。

米議会に突入したデモ隊も同じで、アメリカ合衆国はイギリスの一部だったのを「デモと暴動」でイギリス軍を倒して独立しました。

それなら自分もアメリカ政府を倒して新たなアメリカを建国したり独立しようとするものが現れるでしょう。


このように民主主義の始まりはデモや暴動であり、決して有識者が言うように話し合って決まったものではありません。


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