バブルを超えたら日本はまた世界と戦えるようになる
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画像引用:https://www.pinterest.jp/pin/603693525031319167/ 平成の「大納会」 時価総額バブル期超え_ 日本経済新聞 _ 時価総額, 株価 チャート, 株式市場



業界2位は危機に弱い法則

ある業界が衰退したり危機に陥った時、トップ企業はなんとか危機をやり過ごす。

業界2位は1位よりダメージが深く、3位や4位はさらに深い傷を負い経営危機に陥る。

自動車とか出版とか多くの業界で起きた事だが、国単位でも同じことが言えます。

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リーマンショックを起こしたのはアメリカだが素早く立ち直り、日本は深いダメージを負いました。

経済規模が大きいほど危機に強く、規模が小さいほど危機に弱いが、小さい企業は小回りが利きます。

90年代の経済構造転換で国内1位のトヨタは世界一に躍進したが、2位の日産は事実上倒産しルノーに身売りした。


もっと小さいダイハツやスズキやホンダは変化に適応し今も繁栄しています。

この日産のポジションにいたのが世界では日本で、トップ企業と同じことをしようとするが、それだけの体力がない。

もっと小さい韓国や台湾は、最初からアメリカと張り合う気が無いので得意分野に特化して成長した。


80年代までの日本は工業製品の輸出だけに特化し、成功し繁栄していました。

だが1995年に日本のGDPはアメリカの7割を超え、ひとつの分野では食えなくなり日本の衰退が始まります。

トヨタは全てのジャンルで優れた車を作れても、同じことを日産がやると「平凡な車」を量産する結果になる。


日本は先端技術や科学で手抜きをして韓国や中国台湾に抜かれ、得意な分野は無しという状態になった。


第二次大戦以来の戦時相場

そんな日本だったがコロナ危機で日経平均株価がバブル崩壊以来最高値の2万8000台になり、いよいよ3万円越えの期待が高まっている。

日経平均は20年12月29日にバブル崩壊以来初の2万7000円をつけ、年明けは下落して始まった。

だが1月8日にはすぐ2万8000円をつけ、まだまだ上昇する気配を見せている。


原動力はアメリカでトランプ大統領が事実上失脚し、バイデン大統領が1月20日に就任するのが確実となった。

米連邦政府は2020年に200兆円のコロナ対策費を使ったが、使い果たしてしまい政府や国民は金欠になっていました。

バイデン政権は早々に大型の経済対策を実施すると予告しており、その規模は少なくても100兆円以上になる。


というのはトランプ政権は既に90兆円以上の支出を決めていたので、もっと多くしなければ「バイデンは少ない」と言われるからです。

政府の大型支出期待で米IT株は上昇し、特にテスラは数か月でトヨタ1社分時価総額が増え、イーロンマスクの個人資産は20兆円になった。

バブルだという指摘があり、おそらくこの相場はどこかで崩壊するがもう暫く上昇します。


日本政府はコロナ下でGOTOキャンペーンと言う世界一間抜けな政策をやり、沈静化していた感染者を激増させた。

日本政府も巨額の補正予算を組まざるを得ず、少なくとも20兆円、多ければ50兆円規模になるでしょう。

これに日米の中央銀行であるFRBと日銀も加勢し、春までに数百兆円が金融市場に投入されます。



日本は靴を履き槍を捨てる

第二次大戦以来最大の政府投資が行われるのが確実なので、いわば戦時相場になっています。

戦争の時は勝つか負けるかだけが重要で、勝ってしまえば後で借金は返せるが、負けてしまえば国家はどうせ破産します。

使えるだけお金を使って最大限の投資をするのが正しく、「もったいないから空母を作らない」では必ず負けます。


多くの人は誤解しているが大戦中の参加国はどこも空前の好景気で就職率は100%、働かないと非国民と呼ばれました。

コロナでは感染防止の為人々は働けないが、株式市場や金融市場だけがフル操業しています。

意図せずしてAIが人間に変わって市場を動かすようになっていて、様々な業界で無人化がすすめられている。


人が接触するから感染するので、人が居なければ感染しないという理屈です。

AIやIT、テクノロジーには政府がばらまいた数百兆円が融資されたり投資され、米GAFAAMやテスラ株が上がりました。

日本は長く「ハンコとお辞儀」を重視しIT後進国になったが、逆に言えばこれからIT化する余地が大きい。


日本はまだ靴を履いていないアフリカの部族みたいなもので、これから靴つまりITを導入する余地がある。

日経平均が3万円を超えバブル最高値の3万8千円も超えると、いよいよ「日本が靴を履く時代」になると見ています。

いつまでも部族の文化を守って裸足で槍を持って走り回る生活は続けられないのです。


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