パスタをクルクルして食べている人、「パスタをくるくるしないのは世界で日本人だけ」というマスコミの嘘でした
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”インターネット語”で無意識に読まされている

『日本人だけが知らない世界の常識、頭が良い人(や成功者)だけがやっている生活習慣、あなたがやっている薄毛になる習慣』のようなネット記事を見て思わず読んだことはないだろうか?

この手の「ハッとする見出し」は意図的に作り出されていて、起源は「電〇」のような広告企業らしい。

脅迫的な見出しというのもあって、「これをやらないと貴方はこうなる!」と言われると該当する人は非常に高い確率で読みます。

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一時期はやったのが裁判所や税務署など公的機関を連想される機関名で、真っ赤な封筒で「督促状」「最終告知」などと書かれた郵便物でした。

開けて見るとなんとなく文面が変で、要するにサラ金とか変な押し売りサービスのダイレクトメールでした。

公的機関を偽装する広告や記事はネット上でも使われていて、誤解して広告をクリックしてしまった人は多い筈です。


さて書店やネットには『日本人だけが知らない世界の常識』が溢れているが、実際にそんな常識は存在しません。

バブルの頃「パスタをフォークでくるくる巻いて食べるのが世界の常識」という話がマスコミを通じて流布されました。

また「パスタを歯で噛んで食べるのは世界の非常識」という話も流布され、パスタを噛んではいけない事になった。


日本人はみんなくるくる巻いてパスタを丸呑みしていたが、本場イタリアの人はヤキソバみたいにズルズルすすって噛み切って食べています。

こうした下らない話が日本には溢れていて、テレビで歴史家の人が大真面目に「日本の戦国馬は小さかった」と大嘘を言うのをこの目で見ました。

以前このブログで書きましたが、日本の戦国時代の武将の馬は、ナポレオンが乗っていた名馬と比べても大型馬でした。


最近では「日本の環境対策は遅れている」とマスコミが宣伝しているが、日本は世界一環境対策が「進み過ぎて」いました。

あまりにも最先端を行きすぎていたのだが、パリ温暖化会議では「現在と比べて何%削減するか」だけが議題になった。

これだと過去1万年に渡って日本列島の環境を守っていた努力は一切評価されず、環境を汚しまくったドイツや中国のほうが「環境先進国」になります。


ちなみにアフリカや中東が砂漠になったのは、最新の研究では自然現象ではなく「人間による放火」の可能性が高いそうです。



インターネットにはウソが溢れている

『日本人だけが知らない世界の常識』が溢れているのはそういえば金もうけができるからで、これさえ書けば視聴率は上がるしブログの広告料が増えます。

「貴方が無意識にやっていた薄毛になる習慣」とかの記事を書くと、結構儲かるそうです。(書きたくないですが)

「わたしはあんたが知らない事を知ってるよ、ここをクリックしたら教えるよ」みたいな記事や番組は全て嘘だと断言します。


こうした行為は右翼左翼とか信念信条を問わず行われていて、「XXXは世界の非常識」みたいな記事を読んだことがあると思います。

左の連中は「ドイツは謝罪したのに日本は謝罪していない」と言い、右の連中は「世界で日本人だけ愛国心が無い」と訴えています。

増税したい連中は「消費税を増税しないのは世界の非常識」と言い、反対派は「消費税こそ世界の非常識」と言っています。


例えば今日のネットニュースを見ただけで「日本人が知らない、ネットフリックスの最新のスゴさ」ダイヤモンド・オンライン

「日本人は知らない「米大統領選の真実」と「トランプの最期」」現代ビジネスなど、あんたが知ってる知識はウソでこっちは本当だよという手法が溢れています。

アメリカのトランプ騒動などが正にこれで、トランプ派と反対派双方が「向こうはフェイクニュースだ」と言っています。


こうしたネット上の言葉による誘導は悪く言えばマインドコントロール、上品に言っても世論操作です。

特定の人物や思想を憎ませたり嘘だと思わせる、逆に真実だと信じ込ませる手法はイスラム国も使っていました。

少し前は「テレビを見るとバカになる」と言われたが、これからはネット情報を見るとバカになるのかも知れない。


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