最大の敗者はイギリス、勝者は中国だった
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コロナ下の栄華盛衰

WHO調査団によると2019年時点で武漢では1000人以上のコロナウイルス感染者が存在した。

それから1年以上が経ち感染者は世界で1億人を超え、第二次大戦以来最大の打撃を各国にもたらした。

主要国でも影響が大きかった国と小さかった国、得をした国もあり悲喜こもごもでした。

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まず最大の打撃を受けたのはイギリスで、2020年GDPはマイナス9.9%と落ち込みました。

イギリスの感染者数は約400万人で死者約11万人、全国民の6%が感染し首相や皇太子も感染していました。

GDP-9.9%は300年前までさかのぼっても初めてで、1600年に東インド会社を設立する前まで遡るという。


イギリスが産業革命で世界帝国になるのは1700年代で、GDP世界順位も7位まで下がりました。

仏独伊などEU諸国もかなりの打撃を受け欧州合計の感染者はアメリカ(約2800万人)にほぼ等しい。

ユーロ圏19カ国の2020年GDPはマイナス6.8%でイギリスよりマシだが、フランスは-6.8%でドイツは-5.0%だった。


アメリカは感染者数2800万人超で世界の感染者の25%を占め、2020年GDPはマイナス3.5%だった。

日本は感染者約42万人で2020年GDPはマイナス4.8%、韓国は感染者約8万4千人で2020年GDPはマイナス1.0%だった。

インドは感染者約1090万人で、2020年GDPはマイナス7%台から9%台と予想されている。



中国の経済ターンは終了

そして問題の中国だが感染者数は約9万人、2020年GDPはプラス2.3%で主要国唯一のプラスになった。

ただし感染者数はWHOの調査でも少なすぎるし、GDPは例によって”言いっぱなし”で検証は不可能となっています。

コロナによる最大の敗者はイギリスで最大の勝者は中国、ただし中国経済の今後には不安材料が山積みとなっている。


中国のGDP成長率は2008年北京五輪以前は10%以上だったが、2012年以降は8%未満、2019年は6.1%増に鈍化しました。

しかもこの数字は「毎年日本を一個作る」ほどの公共事業を行ってかさ上げしたもので、実力を示すものではない。

鉄道や港湾、道路、発電所などの公共インフラで、毎年日本全土に匹敵する建設工事を10年以上続けています。


鉄道を例に挙げると毎年約3000キロの高速鉄道を建設し、毎年2万キロの在来線、毎年1000キロの地下鉄を建設しています。

黒字路線は最初に建設した区間だけで最近10年で建設した路線はすべて赤字、これが中国GDPの中身です。

人口数千人から10万人以上の無人都市「鬼城」が無数に存在し、新規建設した分空き家が増えるが土地開発を辞めようとしない。


例え鉄道利用者がおらずマンションには住民がいなくても、都市を一つつくれば数兆円をGDPに計上できるからです。

2020年の中国は出生数が前年の1400万人から1000万人に3割も減少し、総人口でマイナスになったと推測されている。

出生率は1.0そこそこの筈で、長期的な少子化と人口減少が始まっています。


コロナは強引に抑え込んだものの、中国の経済ターンは終了しつつある


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