旅行者が写真を撮っていたらそこは撮影禁止地域でスパイ容疑で一生刑務所。
これが中国では現実に起きている
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中国でネット配信するのは命がけ

ブログやSNSで物を書いたり動画配信するという意味は、日本など西側と中国ロシア等東側ではまったく異なっている。

日本やアメリカの西側世界では金もうけの手段であり、広告主が認めれば何を言っても書いても良い。

ただ広告主は商品を売るために広告費を出すので、商品イメージに合わないと”広告を剥がされる”ことがあります。

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法律で禁止されている場合もあり、例えば犯罪のやり方を教えたり「コンビニで金を払わず商品を食べてみた」ようなのは認められません。

中国やロシアや北朝鮮のような国では政府に不都合なネット配信は禁止されていて、実際には権力者が検閲しています。

最近また中国でブロガーが拘束される事件があったので、書いてみようと思います。


2021年2月20日中国江蘇省南京市の公安当局は元記者の著名ブロガー・仇子明氏(38)を「騒動挑発」容疑で拘束したと発表した。(読売新聞より)

2020年6月中国軍とインド軍が国境付近で衝突し、インド側20人中国側4人がそれぞれなくなったと発表していました。

仇子明氏はSNSの微博でこの数字に疑問を投げかけ、「もっと多いのではないか」という投稿をしていた。


中国軍と中国政府はなくなった4人を民族英雄として愛国心鼓舞に利用し、大々的に宣伝していました。

紛争があった”国境”とは実際には中国が違法に支配しているチベットとインドの国境で中国の領土ではないがそれには触れていない。

ただこれだけの事だったが中国軍か共産党の誰かの逆鱗に触れ、拘束されて行方不明者の仲間入りをした。




「それ違うんじゃないですか」で拘束

中国では超有名な事件を除いて逮捕後の情報は公開されず、裁判も非公開で家族にも居場所を知らせない。

例えば天安門事件で戦車の上に乗って止めようとした「戦車男」は今も拘束されているが情報は非公開です。

中国では政府が発表した数字に「それ違うんじゃないですか」とつぶやいただけで拘束され、一生行方不明になります。


以前から中国はウイグル周辺ではネット規制が厳しかったが、いわゆる”漢民族”に対しては緩かった。

漢民族とは大和魂みたいなもので、存在するような無いような概念で学術的には認められていません。

2019年以降はファーウェイ副社長逮捕やトランプ政権の中国人スパイ拘束に対抗し、外国人の逮捕が急増している。


ファーウェイ副社長を逮捕したのはカナダなのでカナダ人が標的になり、欧米人多数が冤罪で拘束されている。

日本人も「禁止区域で写真を撮った」などの理由で10人以上が拘束され、多くは現在も解放されていない。

中国は「禁止区域」自体が秘密事項なのでどこが撮影禁止区域なのか誰も知らず、突然公安に拘束される。


上海や北京で写真を撮っていたらスパイ容疑で拘束されることも起き得るわけで、中国を気軽に訪問するべきではない

実際香港のデモを撮影していたユーチューバーが逮捕や拘束される事態が起きていました。

大手メディアの外国人ジャーナリストも頻繁に拘束されていて、容疑はどれもいい加減なものです。


例えば中国系オーストラリア人のチェン・レイは国家機密を盗んだ容疑で拘束されているが、「国家機密」がなんなのか公表しない。

写真撮影と同じで何が国家機密なのかが国家機密なので、事前に避ける事も不可能です


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