工業製品として見るとカウンタックには優れた点が一つもない

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客(ファン)を作れるかどうかが重要な時代

日本ではiPhoneが人気で、他の機種と比較せずiPhoneを買うという熱心なファンが多い。

この場合ソニーやサムスンがどんなに優れた機種を開発しても、最初から比較してもらえない。

他と比較検討せず買うのは一見愚かな行動に見えるが、それなりの理由があり非合理とも言い切れない。


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非常に高い名声を築いているものをブランド力やブランディングと言いますが、ロレックスとかカルティエは性能と関係なく購入されています。

それほどではなくても服はユニクロでしか買わないとか、自民党(社会党でも良い)しか投票しない人がいる。

毎回自民党に投票する人にとって他の政党は検討する対象外で、自民党に投票するか投票に行かないかしか選択肢が無いでしょう。


昭和の時代には国民のほとんどが自民党に投票し、中選挙区だったので自民党の誰に投票するかが選択肢だった。

反対の立場だと共産党とか立憲とかあの手の政党にだけ投票し、自民党には絶対に投票しないという人も居ます。

自民党は経済に強いとされたが安倍首相7年間の成長率は、コロナを引いても「鳩山、菅」より低い。


保守的な人が自民党に投票する理由はおそらくブランド力に対して投票していて、「iPhoneじゃないならスマホを買わない」のと似ている。

欧米には様々なブランドが存在するが、日本はブランド構築が苦手で「優れた商品」はあるがブランド商品は無い。

ブランドに絶対必要なものをひとつ挙げると、自分のファンを開拓する事だと言えます。



ブランド力があるとこれほど強い

トヨタやホンダの車は故障が少なく高品質だから売れるので、おそらく品質や性能が低下したら誰も買わない。

BMWやポルシェやベンツは排気量が大きい以外は優れた点が見当たらないが、それでも売れている。

ドイツの高級車は自分のファンを作ってファンに売っているので、アイドルがファンクラブでグッズを売っているような感じです

フェラーリやランボルギーニはもっと極端です。


ランボルギーニカウンタックはドアを閉めるとバラバラっと落ちるほど品質が悪く最高速度も低かったとされている。

それでもランボルギーニのファンは気にせず、ポルシェやベンツのファンも気にしないでしょう。

かなり前のレースでフェラーリ車が観客を引いてなくなった事があり、その時「フェラーリに引かれたファンは光栄だ」というコメントを発表した。


これがトヨタなら全世界でボイコット運動が起きると思うが、不思議なことに世界は納得した。

時代がIT社会になってますますブランド力が重要になり、優れた商品であってもブランド力が低ければ売れない。

ネット上の活動もそうで、ユーチューブでは「ヒカキン」等ブランド力がある人が活躍している。


「ヒカキンなんか面白くないよ」という人は多いが、それは「ベンツよりトヨタのほうが優れている」と言うのに近い。

ベンツよりトヨタのほうが優れているのはみんな知っているが、ベンツのファンだからベンツを買うし、ヒカキンのファンだからヒカキンを見ます。

日本企業がだめだなと思うのは、商売としてうまく行かないと辞めてしまい、儲かりそうだと思うとまた始める。


フェラーリのような有名ブランドの多くは何度も倒産していて、商売だけでやっているのではないのは明らかです。

トヨタは自動車が売れなくなって再びはた織機が売れる時代になったら、きっと自動車を辞めてしまうでしょう。

フェラーリは何度倒産してもフェラーリであり、信念を曲げる事は無いのでファンは付いていきます


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