アジア人が子だくさんだったのは遠い昔
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アジアは人口危機で衰退する

将来の歴史書には20世紀はアジアの人口増加によって急成長が起き、人口減少で衰退したと書かれるかも知れない。

19世紀末から20世紀末までのアジアの人口増加は爆発的なもので、世界の富はアジアに流れ覇権を握るかに見えた。

日本は第二次大戦とバブル期に2度アメリカに挑戦し、2度とも惨敗を喫している。

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中国は人口増加の後経済の高度成長が起き、アメリカのGDPの7割まで迫っている(と主張している)

だが2020年の中国の出生数は2016年の半数の1000万人になり、これは人口比で日本が100万人割れしたのに等しい。

経済成長率は10%以上だったのがコロナの前年は6%に落ち込み、2020年は2.3%だった。


多くの統計は中国の成長が終わったのを意味しており、あとは目に見える形で顕在化するのを待つだけです。

日本のバブル崩壊は1990年だったが実際に経済崩壊したのは1997年で7年もの時間差がありました。

その間経済学者は「日本経済は強い」と言っていたし、体感経済はそれほど悪くなく物価が下がって喜んでいた。


アジア地域全体でも中国や日本と同じ事が起きようとしていて、もうすぐアジア全体で人口が減少し始める。

アジアは広大で東南アジアや東アジアでは急激な出生数減少が起きているが、南アジアや中東では人口が増えている。

ここでは東南アジアから東アジアにかけての地域をアジアと呼び、インド周辺や中東とは分けて考えます。



アジア全体で出生率2.0を割り込み急激に低下する

2019年のアジア各国の出生率は日本は1.36、韓国は0.84、台湾は1.05、中国は非公開だが単純に2016年の半分とすると0.82になる。

これは出産可能年齢の女性人口が同じで出生数が半分の場合で、実際には1.0を少し超える程度と想像します。

北朝鮮も不明だがとっくに人口減少が始まっているのでかなり低い筈で、東アジア5か国では日本の出生率が『最も高い』という衝撃的な数字になった。


東南アジアに目を転じるとフィリピンは2.5と高くインドネシアは2.3ですが、タイは1.5でベトナムは2.0、ミャンマーは2.1でした。

今はアセアン全体でかろうじて2.0を上回る程度で、数年以内に平均で2.0を下回ります。

出生率が2.0を割り込んでそのままの水準を維持した国は無く、すぐに1.5を割り込んでいます。


これらの数字は近い将来東アジアと東南アジアの出生率が、平均で1.3とかになる可能性を示唆している。

「欧州は高福祉政策で出生率が増えた」は日本のマスコミが言いたがる成功例だが、実際は違っています。

欧州で出生率2.0を超えている国は一つもなく、それどころか日本の出生率を下回る国すら少なくない。



欧米は移民が多数になり人種入れ替えが起きている

フランスは欧州最高の出生率だが1.87、北欧のフィンランドは1.35、ノルウェーは1.53でした。

2018年の数値だがドイツは1.57で欧州全体では1.60、案外高い気がするがこの数字は予想外の要素が押し上げていました。

例えばドイツは最近出生率が上昇しているが、詳しく見ると増えたのは移民の出生率で伝統的ドイツ女性の出生率は下がり続けています。


2014年にドイツ政府は「移民とその子孫の人口が全体の25%に達した」と誇らしげに発表していた。

これは2015年の難民騒動やその後の移民増加前の統計で、現在は”ドイツ人”の3人に1人は移民と考えられています。

ドイツは統一以前は移民が少ない国だったが、東西統一後は旧東欧諸国から大勢移住してきて年間50万人以上は移民していました。


2015年以降はもっと移民が増えたので、増えた人口や出生率が上がった分は全て移民でした。

アメリカは出生率1.7だが低下しており、しかも出生率が高いのは白人以外の移民で、白人だけに限ると日本人より低い可能性がある。

この結果新生児の数で非白人が多数になり、アメリカでは白人対非白人の権力闘争が発生している。


ドイツやフランスもアメリカと同じく伝統的な住民が少数派になり、移民が多数派になって自分たちの権利を主張し始めます。

例えばイスラム教徒の学校が出来たりドイツ風やフランス風の伝統が「差別だ」として禁止されたり、様々な衝突が起きます。

欧米諸国は自分たちの出生数が減少した分を移民で補っているが、結局自分の首をしめている


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