バブルに浮かれてハイリスク投資したら相場下落で巨額損失。
何度でも同じ間違いを繰り返す
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人類は学習せず危機を繰り返す

人類の教訓の一つは”可能性がある事は必ず起こる”でこれはコロナで嫌というほど学んだ。

2つ目は”歴史から学ばず同じ間違いを繰り返している”事で、これは10年ごとに世界経済危機が起きているのを見れば誰も否定できない。

2009年頃の世界経済危機はリーマンブラザースが破綻する前はサブプライムショックと呼ばれていました。

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サブプライム住宅ローン危機は2007年春ごろに姿を現し始め、2007年8月15日のなぜか終戦の日に爆発した。

日米の株式市場は一時的に下落したが政府が小手先の対策をすると株価は回復し、一件落着したかに思われた。

だが世界経済はその後3年間も暴落を続け、2009年頃には「アメリカの破産は確実になった」「ドルが紙切れになる」というのが常識として語られていた。


この頃アメリカの復活やアメリカ経済は強いと明言していたのは、アメリカ人でもウォーレンバフェット1人だけだったと思います。

大統領のブッシュや財務長官のポールソンはおろおろするばかりで、FRB議長バーナンキの「ヘリコプター理論」によって2010年にやっと危機が終息した。

だが日本だけは東北地震によってもう1年危機が延長され、民主党政権によってさらに1年延長された。


アメリカを破産の瀬戸際まで追い込んだサブプライムショックとは、ビルクリントンが始めた債務の証券化の結果でした。

債務の証券化とは誰かの借金を投資商品として売り出す事で、サブプライム住宅ローンは高利回りの投資商品として売り出された。

その実態はホームレスや無一文の亡命者に無担保で数千万円貸して住宅を建て、投資家には高利回り商品として売っていた。



アルケゴスは現代のサブプライムか

投資家が「これはゴミだな」と気づかないように、他の様々な債権とごちゃまぜにして、ホームレス住宅ローンなのは見えないようにしていた。

100%破綻するに決まっていたのですが、ブームの時は誰一人として欠点を指摘しませんでした。

そして現代のサブプライムと言われているのが最近破綻した「アルケゴス」で、10年前を覚えている投資家は既視感を感じている。


2021年3月26日に、米投資会社アルケゴスのデリバティブ取引を利用していた大手企業が大損失を負ったと報道された。

日本でも野村HDが2200億円の損失を出したほか、三菱UFJやクレディスイス、ゴールドマンサックスも多額の損失を出した。

アルケゴスはニューヨークに存在する投資家ビル・フアン氏の個人資産管理会社で、総額5兆円の資金を運用していた。


手法は手持ち資金の数倍のレバレッジをかけてデリバティブ(金融派生商品)取引をしていた。

リーマンショック後に日本の有名企業が相次いで「デリバティブ取引で多額損失」と報道されたが、あれとまったく一緒です。

アルケゴスが投資していた企業の株価が3月に急落し、GSなど担保の積み増しを求めたが応じられず差し押さえて強制処分した。


これはFXの制度に似ていて、、例えば元手100万円で1000万円の取引をして相場が1割下落すると保証金がマイナスになり強制決済されます。

アルケゴスは全体で5倍のレバレッジを掛けていたとされるので、わずかな下落でも保証金が不足したと見られる。

2020年のコロナ流行以来、世界の政府は1400兆円もの経済対策を発表し、中央銀行も金融緩和で巨額資金を供給した。


たった1年で2000兆円ものお金が投資資金としてばらまかれ、日米欧など全世界の株価を強制的に押し上げた。

この意図的なスーパーバブルに終わりがあるのは自明の理で、いつ終わるかは誰にも分からない。

アルケゴスは終わりの始まりかも知れないが、世界は危機を克服してさらなるバブルを再開するかも知れない。


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