こうした土地の多くが税金だけを取られる負動産になっている
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売るに売れない負動産

買い手がいなくて売れない不動産を負動産などと言いますが、空家問題でこの負動産が増加しています。

2020年現在の全国空家率は約13%、将来激増するとも増えないとも言われています。

というのは空家は壊せばなくなるからで、結局空家の解体費用をだれが払うかという問題です。

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家を解体するには平均100万円ほどかかりますが、解体しても固定資産税がかかり続けます。

固定資産税は「課税標準」×1.4%、課税標準額が土地30万円、建物20万円に満たなかった場合は課税されません。

例えば評価額100万円の負動産を持っていると毎年1万4千円、70年間で評価額と同じ100万円を払う事になります。


今問題になっているのは親から相続した価値のない土地で、固定資産税だけを永遠に払い続けている人が居る。

今時山林や原野を買う人はいないのに、もし山崩れで他の家に被害を出したら損害賠償を請求されかねない。

かと言って国は土地の放棄を認めないので所有し続けなくてはならず、固定資産税だけを取られ続けます。


昭和からバブル期はゴルフ場や公共事業、工場進出などで価値の無い土地が突然数億円で売れる事があった。

こういう土地長者を期待して土地を買ったり、農林業の将来に期待して広大な土地を買った人も居ました。

そうした人達がなくなって子供が土地を相続し、毎年金をとられるのにびっくり仰天する事態が相次いている。



うっかり負動産を相続すると一生国にタカられる

日本では縄文時代から土地は最も重要な財産で、土地さえ所有していれば子子孫孫まで豊かに暮らせました。

だがそれはバブル崩壊までの話で、今は経済価値を生まない土地はまったくの無価値、それどころかマイナスになります。

農業と林業が壊滅した事で農地と山林が無価値になり、タダでも買い手が居ない事態になっている。


これは日本政府がアメリカと「自動車を売る代わりに農作物を無限大に輸入します」という取引をしたからで、人為的に農林業を崩壊させました。

田舎の生活は完全に破綻してしまい先祖代々受け継いだ土地が金を浪費する元凶になった。

ちなみにアメリカは自国の農林業をガッチリ保護したうえで輸出補助金まで出しているので、田舎の人は幸せに暮らしています。


日本の田舎では1円も価値を生まない土地が大量に発生したが、政府はそのツケを所有者に払わせることにした。

現在は子供が土地を相続しても登記しなければ非課税だが、これを強制的に相続させ課税するようです。

土地の相続放棄は可能だが、専門家によると「土地だけ」の相続放棄はできない。


つまり親から株や現金は相続するが、山林は相続しないということは出来ず、全部相続か全部放棄しかない。


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