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プーチン逮捕状で赤っ恥の習近平

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2019年のプーチンと習

画像引用:http://j.people.com.cn/n3/2019/0606/c94474-9585326.html 中露首脳会談 新時代の包括的・戦略的協力パートナーシップを発展–人民網日本語版–人民日報

指名手配犯を訪問する事になった習

中国の習近平主席は20日午後7時ごろロシアを訪問するためモスクワの空港に到着し、この後プーチン大統領と夕食会をともにし首脳会談に臨む(書いた時点では夕食前)

習近平がロシアを訪問する直前の3月17日、国際刑事裁判所(ICC)はウクライナの子供を連れ去った容疑でプーチン大統領に逮捕状を発行した

もし事前に分かっていたら習近平はロシアを訪問しなかった筈で、逆にICCは中国に打撃を与えるためにこのタイミングで逮捕状を出した

ICC加盟国は104か国でプーチンが自国を通過するのを見逃しても罰則はなく、実際にプーチン大統領が身柄を拘束される見込みは低い

だが道義的にロシアとプーチンは人さらいという事になり、プーチンやロシアと親密な国も強い批判を受ける事になります

習近平は火中の栗を拾う格好になってしまい、人さらいの悪人2人が会談し悪の会議をしているという印象が世界に広まる

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国際刑事裁判所(ICC)は国連機関ではなく国連や常任理事国の影響力は直接的には及ばず、このため米国、 ロシア、中国、仏国などは加盟していない

これらの国は外国に軍隊を派遣して武力行使する事が多いので、自国が被告人になって裁かれるのを回避するため加盟していない

だが例えばバイデン大統領や岸田首相が犯罪人として国際指名手配される状況を考えると、著しく不名誉な状況に違いない

ロシア連邦捜査委員会は3月20日、対抗措置としてICCのカーン主任検察官や赤根智子裁判官らに対する捜査を開始したと発表した

ロシアが逆にICC上層部に逮捕状を発行するのかも知れないが、より一層「悪の国家」としての国際的イメージを強化してしまうだろう

中国外務省の汪文斌副報道局長は3月20日、ICCは客観的かつ公正な立場を堅持すべきだとプーチン大統領に逮捕状を出したのを批判した

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中国への依存を強めるロシア

習近平とプーチンはそれぞれ人民日報とロシアの新聞に寄稿し、外交交渉による和平が必要だと訴えた

2人が主張する和平とはロシアが今までに占領した土地をウクライナが放棄し、欧米が正式にロシア領と承認するものでロシアにのみ有利な内容となっている

米政府はロシア軍が中国製の砲弾を使用したのを「確認した」と発表していて、中国がロシアに軍事支援したのが判明している

ロシアの経済は22年はマイナス2%で収まったがこれは欧米の経済制裁の”おかげ”で輸入が減った上エネルギー価格が高騰したためで、今後マイナス成長が続く

ロシアは中国への依存を深めていて中ロ国境には商品を満載したトラックが何キロも列を作り、かつて欧米商品が並んでいたモールには中国製品が並んでいる

ソ連時代はソ連が主で中国が従だったが今や立場は逆転し、ロシアは中国から支援を受けるために従う姿勢を見せるかも知れません

ロシアではこの半年ほど脚光を浴びてきた民間軍事会社ワグネルが影響力を低下させ、トップのエフゲニー・プリゴジンは孤立しつつある

ロシア政府やロシア軍のエリートたちはプリゴジンの政治的影響力を警戒し始め、ロシア軍は意図的に弾薬などの供給を拒んでいる

ワグネルの兵士募集も制限するようになり、次第にウクライナの戦場でも見かけなくなるかも知れません

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