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スマホがオワコン化も次のブームがないIT機器

IT機器の進化が止まれば古いモデルで良くなりオワコン化する
売れないだけで人々が使わない訳ではない

パソコン→ガラケー→スマホ

市場調査企業IDCによると2022年第4四半期の世界スマートフォン出荷台数は、前年同期比18.3%減少の3億300万台だった

2022年通年も前年比11.3%減の12億1000万台で2013年以来の最低、当時はスマホが普及する過程だったのでスマホが普及する前の水準まで戻った

IDCは史上最低にになった理由について企業が出荷増加より在庫減少に重点が置いた結果で、消費縮小や経済減速の影響と見ている

好調だった米Appleすら中国各地のロックダウンにより供給不足に見舞われ、前年比マイナス14.9%に沈んでいる

サムスン電子はマイナス15.6%で、シャオミはマイナス26.3%、一時世界トップだったファーウェイは上位5位から外れて名前がなかった

中国のスマホ出荷は第三四半期で20%減で11月は34%減少、インドは22年通年で6%減など人口が多い新興国でも販売数が減少した

スマホメーカーは1年前に10万円を超える超高級機を発売していて、それらは売れたかも知れないがスマホの退潮を食い止められなかった

そういえばかつてのウォークマンも高級機を次々に出したが最後はアップルのiPodに駆逐されていました

パソコン販売も全世界で前年比2桁以上の減少と予想され、IT機器のハード売り上げは低迷、皮肉なことにこれで半導体不足は解消されつつある

マイクロソフトのWindows部門売り上げは39%減、Officeなどの部門は7%増、売り上げの4割を占めるクラウド部門は31%増だった

インテルの売り上げは第4四半期が32%減、半導体売上は22年通年で19%減などで半導体を使用するハードが売れなかったのがはっきり分かる

一方でゲーム市場は好調で米調査会社センサータワーによると22年11月の全世界モバイルゲーム売上は前年比1.3%増の20億7000万ドル(約2800億円)だった

全世界モバイルゲーム売上の上位30全てを中国製が占め、日本でも「勝利の女神:NIKKE」が月間ランキング1位になった

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人々のハードへの関心は低くなった

家庭用ゲーム機はゲーム情報メディア「ファミ通」によると、国内市場は前年比3.7%増の約3748億円だった

世界的にはPS5の生産不調によってゲーム機売り上げが停滞したが、一方で任天堂スイッチやPS4向けのソフトでヒット作も出た

22年はPCゲーム後進国の日本でもPCネットゲームの人気が高まり、Call of Dutyのような欧米製ゲームをプレイする人が多い

家庭用ゲーム機が4万円から6万円なのに対しゲーム用PCは最低でも15万円以上で普通は20万円から30万円台と高価です

しかもゲーム機は買ったら壊れるまで『そのまま』使えるのに対し、PCはおそらく5年以内に陳腐化し最新ゲームに対応できなくなります

まるっきり使えなくはないがシューティングゲームで表示や反応が遅いのは致命的で、OS変更に対応できずいつかは使い物にならなくなる

実際最も普及したWindowsXPに対応したPCは今は存在せず、当時のゲームをオフラインですらプレイする事はできない

初代ファミコンや生産終了したメーカーのゲームですら壊れるまで遊べるので、ゲーム機は歴史的な資産の保存という意味で価値がある

IT機器ハードは対応したソフトを使うために購入するものですが、ハード需要はほぼ満たされて人々はソフトにお金を使っている

オーディオで言えばレコードもウォークマンも音楽プレーヤーも要は音楽を再生する機械に過ぎず、人々がそれで満足したらもう売れなくなります

次は音楽というソフトにお金を使ったがそれはサブスクで定額制になったので、今はライブなどで実際に見る事に支出が移っています

スマホやパソコンやゲーム機などのハードは、進化の速度が遅くなったので人々は買い換える必要を感じていません

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