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YouTuberの受難、有名配信者は収益10分の1に

ユーチューブに利益を与える動画配信者は優遇される

有名配信者のかなりが収益減少

年収数億円を超える配信者を輩出したユーチューブだが22年から広告収入が激減し、有名ユーチューバーは10分の1になったと報告している

配信者ラファエル(登録者数180万人)は22年末に「広告収入は10分の1ぐらいになっています。ほとんどのユーチューバーが、そうだと思います」と語って衝撃を与えた

1月4日に、ぷろたん(209万人)も収益が5分の1に減ったと報告し、1月7日には、シバター(122万人)が再生数も収入も約4割減になったと報告した

共通しているのは再生数が減少したと報告している事で、再生数に対する報酬単価は前年から減少していないようです

原因として言われているのは芸能人やお笑い芸人、タレントが大量に参入し素人や一般の人も大量に参入し、少数の有名ユーチューバーが人気を独占できなくなった

またTikTokやNetflix、Amazon Prime Videoなど畑違いのライバルに視聴時間を奪われているが、ユーチューブとしての売り上げ(広告費)は増えている

数年前はひとつのジャンルに1人か数人の配信者が居て人気を独占し、彼らが巨額収入を得てきたのだが今はユーチューブのアルゴリズムが変わったと言われている

視聴数はトップページの「おすすめ」に表示される回数とクリック率で決まり、例えば100万回おすすめに表示されて5%クリックされる動画は5万回視聴され回数に応じた広告費が支払われる

以前は少数の人気配信者の動画を繰り返しお勧めに表示していたが最近は多くの配信者の動画を分散して表示するようになった

結果プロとして大金を稼いでいたユーチューバーの収益が激減し、多数のアマチュアの人達は視聴数が増えて収益も増えたでしょう

こうした変化の背景としてグーグル(アルファベット)のビジネスモデルが伸び悩んでいて、アマゾンやアップルなど自前の売れる商品を持つIT企業より収益性が弱い

グーグルは一般人にサイトや動画を作らせて広告を貼り広告の一部が収益になるが、iPhoneを売るアップルや多くの商品・サービスを売るアマゾンより弱い

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「舐めてみた」程度の動画はユーチューブにも迷惑

広告収益に依存するネット上のビジネスモデルは最近苦戦していて、有料で月額低額のサブスクの方が収益性が高い

そのサブスクも収益性が低いということになってアマゾンビデオなどは定額見放題が減少して課金が必要な動画が増えている

ユーチューブも定額で広告がなくなるサービスがあるがイマイチで、玉石混合のために有料動画と無料動画を区別するのも難しい

ユーチューブは素人動画であるため「寿司屋の醤油を舐めてみた」レベルの動画も多く、話題にはなるもののそうした動画を「金を払っても見たい」という人は皆無でしょう

視聴者はWBCとか人気ドラマを見る時間を削ってユーチューブ動画を見ているので、「舐めてみた」とか嘘だらけの「真実」の動画は見たがっていません

ユーチューブが目指しているのは優良な配信者を中心にTikTokやNetflix、Amazon動画と戦う事で、「舐めてみた」レベルの連中は排除する事になります

質の高い動画を提供しユーチューブに利益を与える配信者は他に流出しないように優遇し、出て行ってもらいたい配信者には1円も払いたくないでしょう

多くの炎上系ユーチューバーの収入が激減している中で、HIKAKIN(ヒカキン)は自身のチャンネルは収益が増加していると報告している

ユーチューブから切り捨てられる配信者と「是非とも残って欲しい」と言われる配信者に2極化していくでしょう

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